覚え書：「折々のことば：７１９ 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月08日（土）付。
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折々のことば：７１９ 鷲田清一
2017年4月8日
自分の中の「ＮＯ」を知っていることが、羅針盤となることもあるのだ。
（石井ゆかり）
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多様な職種の人に人生の分岐点をきくライターの著書「選んだ理由。」から。ある写真家は、かつて勤め人だった時、妻に今の仕事をずっと続けるつもりかと問われ、もちろんと答えると、「は？ つまらん」と言い放たれた。この反撃に「フツウはこうする」に流れないのが自分の性分だったと気づいたのだろう。「やりたくない」ことを一つ一つ外したのち、今の道を選んだ。
−−「折々のことば：７１９ 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月08日（土）付。
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http://www.asahi.com/articles/DA3S12882207.html
