覚え書:「折々のことば:737 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月27日(木)付。
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折々のことば:737 鷲田清一
2017年4月27日
世界の中から特定の個人を選んで食べる愛を「恋愛」というならば、世界そのものと直接に関わる愛を「仕事」と呼んでいる
(長沢節)
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家族の一員でも男もしくは女でもなく、一人の個として自覚したときに、人ははじめて「孤独」になり「世界に放たれる」とファッション・イラストレーターは言う。その淋しさの中で人は他者の存在に渇き、「世界につながろうという衝動」に突き動かされる。そこにほんとうの恋愛と仕事が生まれると。「大人の女が美しい」から。
−−「折々のことば:737 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月27日(木)付。
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http://www.asahi.com/articles/DA3S12911716.html