2011-08-11から1日間の記事一覧

西田幾多郎の読書論、「多くの可能の中から或一つの方向を定めた人の書物から、他にこういう行方もあったということ」の探究

- 何人もいうことであり、いうまでもないことと思うが、私は一時代を画したような偉大な思想家、大きな思想の流の淵源となったような人の書いたものを読むべきだと思う。かかる思想家の思想が掴まるれば、その流派というようなものは、恰も蔓をたぐるように…