- 今週の本棚・新刊:『影の磁力』=原武史・著 (幻戯書房・2730円) 書斎にこもって文字記録にのみ頼るのでなく、必ずや現場にも身をはこび、直接触れたモノやヒトからあざやかに歴史をよみとる、すぐれた肉体派の政治思想史家による最近の随筆集。二〇…
ここちよい高揚感さそう本格的な文明論E・トッド(石崎晴己訳)『アラブ革命はなぜ起きたか―デモグラフィーとデモクラシー』藤原書店、2011年。 人類学と人口統計学を駆使して、アラブの春を予見した一冊との評価が多いが、そんな狭苦しい視点で本書を読む…
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