2014-05-18から1日間の記事一覧

覚え書:「絶望の裁判所 [著]瀬木比呂志 [文]斎藤環(精神科医)」、『朝日新聞』2014年05月11日(日)付。

- 絶望の裁判所 [著]瀬木比呂志 [文]斎藤環(精神科医) [掲載]2014年05月11日■「収容所群島」の住人たち 本書がありがちな内部告発本と異なるのは、昨今の司法界を巡って人々が漠然と感じていた違和感に、「複雑明快」とでも言うべき答えを示した点だ。ハー…

覚え書:「研究倫理とは何か 片瀬久美子さんが選ぶ本 [文]片瀬久美子(サイエンスライター)」、『朝日新聞』2014年05月11日(日)付。

- 研究倫理とは何か 片瀬久美子さんが選ぶ本 [文]片瀬久美子(サイエンスライター) [掲載]2014年05月11日 ■科学者に求められるもの STAP細胞の論文を巡り、一般の人たちにも「研究倫理の問題」が身近な話題となっている。過去に起きた研究不正事件を知…

覚え書:「死刑のための殺人―土浦連続通り魔事件・死刑囚の記録 [著]読売新聞水戸支局取材班」、『朝日新聞』2014年05月11日(日)付。

- 死刑のための殺人―土浦連続通り魔事件・死刑囚の記録 [著]読売新聞水戸支局取材班 [掲載]2014年05月11日 [ジャンル]社会 2008年3月、「死刑になりたい」と茨城県のJR荒川沖駅などで9人を殺傷し、13年2月に29歳で死刑執行された金川真大。小…

書評:橋本一夫『幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで』講談社学術文庫、2014年。

橋本一夫『幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで』講談社学術文庫、読了。戦争で開催中止になったことはあるが、夏季オリンピックの開催都市が自発的に大会を返上したのは第12回東京大会(1940年)以外にない。本書は招致から返上に至るそ…