2014-06-06から1日間の記事一覧

覚え書:「ハンナ・アーレント [著]矢野久美子 / 戦争と政治の間 ハンナ・アーレントの国際関係思想 [著]パトリシア・オーウェンズ [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)」、『朝日新聞』2014年06月01日(日)付。

- ハンナ・アーレント [著]矢野久美子 / 戦争と政治の間 ハンナ・アーレントの国際関係思想 [著]パトリシア・オーウェンズ [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授) [掲載]2014年06月01日 [ジャンル]歴史 政治 ■世界の複数性、思考し続けて 映画でも話題に…

覚え書:「書評:評伝 バルテュス クロード・ロワ 著」、『東京新聞』2014年06月01日(日)付。

- 評伝 バルテュス クロード・ロワ 著 2014年6月1日 ◆違和感漂う絵の秘密 [評者]中村隆夫=美術評論家・多摩美術大教授、西洋美術史 膝を立てて下着を見せながら何食わぬ顔をして椅子に座る少女、市井の人々を描きながら非現実感を醸し出す街の風景など、…

覚え書:「書評:日記で読む文豪の部屋 柏木 博 著」、『東京新聞』2014年06月01日(日)付。

- 日記で読む文豪の部屋 柏木 博 著 2014年6月1日 ◆作家の心と体を映す [評者]小倉孝誠=慶応大教授 多くの人にとって、いちばん落ち着ける場所は自分の部屋だろう。人間活動のかなりの部分は室内で行われるから、自分の部屋がないと不便だ。室内が仕事場…

書評:瀬木比呂志『絶望の裁判所』講談社現代新書、2014年。

瀬木比呂志『絶望の裁判所』講談社現代新書。「杓子定規で融通はきかないとしても、誠実で、筋は通す」裁判官の裁判なら「おおむね正しく、信頼できるもの」とごく普通の市民であれば考えるかもしれないが、日本の実態とはそのようなものではないと元裁判官…