2014-12-22から1日間の記事一覧

覚え書:「精神科病院を考える:上 回復は社会生活の中で ロベルト・メッツィーナさん」、『朝日新聞』2014年12月16日(火)付。

- 精神科病院を考える:上 回復は社会生活の中で ロベルト・メッツィーナさん 2014年12月16日 心を病んだ人、認知症の人などが入院する精神科の病床(ベッド)は日本では34万床あります。それが世界で飛び抜けて多いことを知っていますか。対照的なのがイ…

覚え書:「狂講−深井志道軒−トトントン、とんだ江戸の講釈師 [著]斎田作楽 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)」、『朝日新聞』2014年12月14日(日)付。

- 狂講−深井志道軒−トトントン、とんだ江戸の講釈師 [著]斎田作楽 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター) [掲載]2014年12月14日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■権威も良識も笑いのめした男 深井志道軒の名前は、浅草で付き合いの長い人たちからよく…

覚え書:「経済政策で人は死ぬか?−公衆衛生学から見た不況対策 [著]デヴィッド・スタックラー、サンジェイ・バス [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2014年12月14日(日)付。

- 経済政策で人は死ぬか?−公衆衛生学から見た不況対策 [著]デヴィッド・スタックラー、サンジェイ・バス [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2014年12月14日 [ジャンル]経済 社会 ■無謀な緊縮策は生命に悪影響 「借りたものは返す」、これは社会常識…

覚え書:「いとの森の家 [著]東直子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2014年12月14日(日)付。

- いとの森の家 [著]東直子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史) [掲載]2014年12月14日 [ジャンル]文芸 ■伝説に出会い成長を遂げる少女 福岡市内の団地に住んでいた小学4年生の主人公が、父の決断で郊外の糸島半島の丘の上に建てられた一戸建てに引…

書評:ヴィクトール・E・フランクル(中村友太郎訳)『生きがい喪失の悩み』講談社学術文庫、2014年。

ヴィクトール・フランクル(中村友太郎訳)『生きがい喪失の悩み』講談社学術文庫、読了。「意味を失った人生についての苦悩」(原題)といかに向き合うか。本書は強制収容所を経験した著者の提唱するロゴセラピーの格好の入門書。哲学的人間学の具体的展開…