2015-02-24から1日間の記事一覧

覚え書:「耕論:体育で何を鍛えるか 内田良さん、坂上康博さん」、『朝日新聞』2015年02月17日(火)付。

- 耕論:体育で何を鍛えるか 内田良さん、坂上康博さん 2015年02月17日 寒風の中、ジョギングする人。自分の意志で自分の体を鍛える人たちだ。で、ふと思う。学校で長距離走をさんざんやらされたが、足の運び、腕の振り方を、ちゃんと教わったかなあ。授業と…

覚え書:「租税抵抗の財政学―信頼と合意に基づく社会へ [著]佐藤滋、古市将人 [評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)」、『朝日新聞』2015年02月15日(日)付。

- 租税抵抗の財政学―信頼と合意に基づく社会へ [著]佐藤滋、古市将人 [評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家) [掲載]2015年02月15日■格差と再分配、真正面から議論 若き財政学者2人による、意欲的な一冊。ピケティブームで日本でも格差論が再燃する…

覚え書:「経済と人間の旅 [著]宇沢弘文 [評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2015年02月15日付(日)付。

- 経済と人間の旅 [著]宇沢弘文 [評者]水野和夫(日本大学教授・経済学) [掲載]2015年02月15日■効率より人を重んじた思想家 宇沢弘文は経済学者の枠には収まらない。思想家と呼んだほうがふさわしい。ある時宇沢は「本来は人間の幸せに貢献するはずの経済学…

覚え書:「熱風の日本史 [著]井上亮 [評者]赤坂真理(作家)」、『朝日新聞』2015年02月15日(日)付。

- 熱風の日本史 [著]井上亮 [評者]赤坂真理(作家) [掲載]2015年02月15日■「私たち」動かす「空気」を探る このごろとみに思うのは、現在の問題を知るには、戦後だけでなく、少なくとも、開国から明治政府の成立期にまでは遡(さかのぼ)らないといけない、…

日記:学問として全く根拠のない疑似科学の如き「人種(主義)」で人間を区分することの錯誤がちっとも認識できていないのが曽野綾子さん

外電を駆けめぐった『産経新聞』連載の曽野綾子大先生のアパルトヘイト容認のコラム問題、ようやく『毎日新聞』が「まとめ」報道しました。曽野綾子さんは、『毎日新聞』に弁明のコメントを寄せておりますが、基本的に「区別」は「差別」ではないという認識…