2015-11-01から1日間の記事一覧

覚え書:「安保法集会、会場許可せず 立教大「純粋な学術内容でない」」、『朝日新聞』2015年10月23日(金)付。

- 安保法集会、会場許可せず 立教大「純粋な学術内容でない」 2015年10月23日 「安全保障関連法に反対する学者の会」が学生団体「SEALDs(シールズ)」との共催で計画したシンポジウムについて、会場使用の申請を受けた立教大学が「純粋な学術内容では…

覚え書:「書評:戦後思想の「巨人」たち 高澤秀次 著」、『東京新聞』2015年10月11日(日)付。

- 戦後思想の「巨人」たち 高澤秀次 著 2015年10月4日 ◆批判して見えてくる未来 [評者]上野昴志=評論家 いささか誤解を招きやすい書名だとは思う。戦後思想を担った「巨人」たちの仕事を検証した本のようにも思えるからだ。だが、実際は、二〇一一年の3…

覚え書:「書評:ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図 平井玄 著」、『東京新聞』2015年10月11日(日)付。

- ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図 平井玄 著 2015年10月11日 ◆流されずいきいきと [評者]栗原康=エッセイスト 燃やせ!燃やせ!燃やせ! JRの敷地に忍びこみ、ケーブルに火を放つ。野田伊佐也容疑者が逮捕された事件に興味を持った。目的は電車を…

覚え書:「書評:Masato 岩城けい 著」、『東京新聞』2015年10月11日(日)付。

- Masato 岩城けい 著 2015年10月11日 ◆居場所を見つける力 [評者]伊藤氏貴=文芸評論家 父親の仕事の都合でオーストラリアに移住する四人家族。姉娘は高校入学に合わせて帰国するが、小学生の弟・真人(まさと)はどうするか。両親は息子を国際人にす…

日記:公的な人民としての「中流階級」という幻想

- われわれの社会において、公的な人民は「中流階級」という非常に奇妙な名称を付与されていることに注目しよう。あたかも「平均的なもの/中庸」が素晴らしいかのようではないか。つまり、われわれの社会の支配的イデオロギーはアリストテレス的なのだ。ア…