2016-05-24から1日間の記事一覧

覚え書:「誰のために産むのか? 自分、家、社会、国?」、『朝日新聞』2016年04月06日(水)付。

- 誰のために産むのか? 自分、家、社会、国? 高重治香2016年4月6日「manma」の企画で子育て家庭を訪問した学生たち。家事を手伝いながら子どもと触れあった=manma提供 「少子化を解決せよ」の大合唱、これから産みたい女性にとっては追い風が吹…

覚え書:「書評:親鸞 末木文美士 著」、『東京新聞』2016年04月03日(日)付。

- 親鸞 末木文美士 著 2016年4月3日 ◆思想展開 ダイナミックに [評者]釈徹宗=僧侶・宗教学者 末木の著作は方法論や執筆意図を明示するところに特徴がある。また、彼の「思想史の方法論」は実に魅力的である。ときに、そうか思想史という手があったかとい…

覚え書:「書評:カナリア恋唄 杉本章子 著」、『東京新聞』2016年04月03日(日)付。

- カナリア恋唄 杉本章子 著 2016年4月3日 ◆逆境に揺れ動く女心 [評者]末國善己=文芸評論家 杉本章子の遺作『カナリア恋唄』は、代表作<お狂言師歌吉(うたきち)うきよ暦>シリーズの第四弾で、完結篇として構想されるも残念ながら未完になった作品であ…

覚え書:「書評:シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 エマニュエル・トッド 著」、『東京新聞』2016年04月03日(日)付。

- シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 エマニュエル・トッド 著 2016年4月3日 ◆社会分裂の危機を訴える [評者]小倉孝誠=慶応大教授 先月ベルギーで発生した同時テロ事件や昨年パリで起きた二度のテロ事件は、単にベルギーやフランスの問題ではな…

日記:リベラルでない民主制は、民主制の否定であり、多かれ少なかれ独裁的性格を帯びる。民主制は人権の保障を本質とする

- 4 立憲主義の現代的意義 (一)立憲主義と社会国家 立憲主義は、国家は国民生活にみだりにかいにゅうすべきではないという消極的な権力観を前提としている。そこで、国家による社会への積極的な介入を認める社会国家思想が、立憲主義と矛盾しないかが問題…