2016-09-04から1日間の記事一覧

覚え書:「ひと:重江良樹さん 大阪・釜ケ崎の「こどもの里」を映画に撮った」、『朝日新聞』2016年06月03日(金)付。

- ひと:重江良樹さん 大阪・釜ケ崎の「こどもの里」を映画に撮った 2016年6月3日重江良樹さん 日雇い労働者の町、大阪・釜ケ崎の民間児童館「こどもの里」は貧困や障害、虐待に直面する子どもたちの居場所だ。通い詰めて2年以上カメラを回し、100分のド…

覚え書:「売れてる本 終わった人 [著]内館牧子 [文]宮田珠己(エッセイスト)」、『朝日新聞』2016年07月17日(日)付。

- 売れてる本 終わった人 [著]内館牧子 [文]宮田珠己(エッセイスト) [掲載]2016年07月17日 ■いつかくる不安、その先は? なんとも不穏で気になるタイトルだ。このタイトルで本書を手に取った人も多いのではないだろうか。 ここでいう「終わった」とは、…

覚え書:「ニューヨークタイムズの数学―数と式にまつわる、110の物語 [編]ジーナ・コラータ [評者]円城 塔 (作家)」、『朝日新聞』2016年08月07日(日)付。

- ニューヨークタイムズの数学―数と式にまつわる、110の物語 [編]ジーナ・コラータ [評者]円城 塔 (作家) [掲載]2016年08月07日 [ジャンル]歴史 社会 ■百年間の記事から選りすぐり 数学者の発見が物理学者に伝わるには、五十年から百年の時間がかかると…

覚え書:「ジニのパズル [著]崔実 [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2016年08月07日(日)付。

- ジニのパズル [著]崔実 [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2016年08月07日 [ジャンル]文芸 社会 ■無力な人々の背を押す強靱な力 勇気あるデビュー作である。「苦しい時は私の背中を見なさい」とチームメイトに言った、女子サッカーの澤穂希のような存在の小…

覚え書:「社会の縮図、団地から描く 50代作者、悲哀と希望の物語 映画や小説に思い込め」、『朝日新聞』2016年06月03日(金)付。

- 社会の縮図、団地から描く 50代作者、悲哀と希望の物語 映画や小説に思い込め 2016年6月3日映画「海よりもまだ深く」 写真・図版 このところ団地を舞台にした映画や小説が目立つ。かつては無機質な冷たいイメージで語られることも多かった団地。だがこれ…