2017-01-03から1日間の記事一覧

覚え書:「インタビュー 戦場に立つということ 戦場の心理学の専門家、デーブ・グロスマンさん」、『朝日新聞』2016年09月09日(金)付。

- インタビュー 戦場に立つということ 戦場の心理学の専門家、デーブ・グロスマンさん 2016年9月9日 写真・図版 デーブ・グロスマンさん=米イリノイ州マスコウタ、萩一晶撮影 戦場に立たされたとき、人の心はどうなってしまうのか。国家の命令とはいえ、人…

覚え書:「文豪の朗読 水上勉「越前竹人形」 島田雅彦が聴く [文]島田雅彦(作家)」、『朝日新聞』2016年12月04日(日)付。

- 文豪の朗読 水上勉「越前竹人形」 島田雅彦が聴く [文]島田雅彦(作家) [掲載]2016年12月04日 水上勉(1919〜2004)。99年、長野県北御牧村(当時)で ■老イケメンの演歌なぼやき 私より四十二歳年長の水上勉氏とは何度かお目にかかったことが…

覚え書:「文豪の朗読 武者小路実篤「淋しい」 山下澄人が聴く [文]山下澄人(作家・劇団主宰)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 文豪の朗読 武者小路実篤「淋しい」 山下澄人が聴く [文]山下澄人(作家・劇団主宰) [掲載]2016年11月27日 ■うじうじ転じておかしみに 「今の自分に男らしい所は少しもない。 元気もない、活気もない。 そうしてあの世に行ったら、お貞さんや、まきや、彼…

覚え書:「文豪の朗読 安岡章太郎「サアカスの馬」 堀江敏幸が聴く  [文]堀江敏幸(作家)」、『朝日新聞』2016年11月20日(日)付。

- 文豪の朗読 安岡章太郎「サアカスの馬」 堀江敏幸が聴く [文]堀江敏幸(作家) [掲載]2016年11月20日 安岡章太郎(1920〜2013)。「こうして書く方が具合がいいんです」と寝そべって=1960年■ぱっとしない少年に声援を 安岡章太郎の「サアカス…

日記:「民族」概念をめぐるロマン主義的退嬰

- ヨーロッパには、十七世紀にはじまる近代国家の意識の発展に関与しなかった大きな民族が三つある。スペイン、イタリア、それにドイツである。スペイン、イタリア、それにドイツである。というのも、決定的な時期に、運命はこれらの民族に背を向けていたか…