2017-08-28から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:744 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年05月04日(木)付。

- 折々のことば:744 鷲田清一 2017年5月4日 若いとき、ひなげしの花びらを通して輝く光に心を奪われる時間があったろうか。 (メイ・サートン) ◇ 年齢によって人は異なる現実にふれる。不死身の青春、生業に忙しい中年を経て老いを迎え、こんどは「生き…

覚え書:「書評:JAに何ができるのか 奥野長衛・佐藤優 著」、『東京新聞』2017年07月16日(日)付。

- JAに何ができるのか 奥野長衛・佐藤優 著 2017年7月23日 ◆飢えさせぬ国家観の欠如 [評者]大原悦子=ジャーナリスト 農協の中心組織である全国農業協同組合中央会(JA全中)の奥野長衛会長が、農業への思いや課題などを作家の佐藤優氏と語りあう対談…

覚え書:「書評:みんなの朝ドラ 木俣冬 著」、『東京新聞』2017年07月16日(日)付。

- みんなの朝ドラ 木俣冬 著 2017年7月23日 ◆今日一日の空気作る [評者]あべ美佳=脚本家 木俣冬、という著者名を見て、心臓がどきりとした。私たち脚本家なら知らぬ者はいないほど有名な、ドラマ評を書かれるライターである。 彼女はきっと心底ドラマが好…

覚え書:「書評:反戦後論 浜崎洋介 著」、『東京新聞』2017年07月16日(日)付。

- 反戦後論 浜崎洋介 著 2017年7月16日 ◆「偽善と感傷」の文学超えて [評者]川村湊=文芸評論家 <戦後離れ>が加速している。単なる戦後ではなく敗戦後だとか、ポスト戦後といった言葉も、もはや廃語となりそうな勢いだ。そんな中で、「反戦後」を標榜(…

覚え書:「「政治が隠す歴史補う」 浅田次郎さん大佛賞、戦争文学の意義語る」、『朝日新聞』2017年05月06日(土)付。

- 「政治が隠す歴史補う」 浅田次郎さん大佛賞、戦争文学の意義語る 2017年5月6日 戦争と文学について語る浅田次郎さん=横浜市 「政治を制御していく『文化の力』というのがあるはずです」。短編小説集『帰郷』(集英社)で大佛次郎賞を受けた浅田次郎さん…