2017-10-04から1日間の記事一覧

覚え書:「政治断簡 「自由」を壊す技法とは 編集委員・松下秀雄」、『朝日新聞』2017年06月05日(月)付。

- 政治断簡 「自由」を壊す技法とは 編集委員・松下秀雄 2017年6月5日 ひとたび恐怖や不安に覆われると、「自由な社会」は簡単に壊れるものなのか。9・11同時多発テロ後の米国の経験を振り返り、そんなことを考えた。 事件の翌月、捜査機関の権限を拡大する…

覚え書:「書架の探偵 [著]ジーン・ウルフ [評者]円城塔  (作家)」、『朝日新聞』2017年08月20日(日)付。

- 書架の探偵 [著]ジーン・ウルフ [評者]円城塔 (作家) [掲載]2017年08月20日 [ジャンル]文芸 図書館の棚に、男が一人横になっている。彼はかつて存在した作家の記憶を植えつけられたクローンである。オリジナルはミステリ作家だった。要望があれば貸し出…

覚え書:「キマイラの原理―記憶の人類学 [著]カルロ・セヴェーリ [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2017年08月20日(日)付。

- キマイラの原理―記憶の人類学 [著]カルロ・セヴェーリ [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2017年08月20日 [ジャンル]人文 近年の人類学は、従来の「自然/社会」「科学/文化」「近代/未開」といった近代的な分割を乗り越えようとする展開を見せている。…

覚え書:「江戸・明治―百姓たちの山争い裁判 [著]渡辺尚志 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2017年08月20日(日)付。

- 江戸・明治―百姓たちの山争い裁判 [著]渡辺尚志 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2017年08月20日 [ジャンル]歴史 ■生活の糧を懸けた人間ドラマ 山野の境界をめぐって争った百姓たちの歴史を、江戸時代の裁判を中心に解説する本書は、人間ドラマの魅力…

日記:「政治の細かいことはよくわからない。だから信頼できる同志にお任せてして、私たちは応援すればよいんだよ」ということが召喚する絶望を前に

本日付『公明新聞』での樋口尚也「離党ならびに次期衆院選の公認を辞退」の報道は、たったこれだけ(2面左下)。処分どころかなかったことにするかのようにスルーして幕引き。身内に甘い体質が、果たして「誠実・清潔・正義」なのだろうか? ちなみに『聖教…