2017-12-15から1日間の記事一覧

覚え書:「憲法を考える 「核保有、否定されず」脈々 政府解釈「必要最小限なら」、学者から疑義」、『朝日新聞』2017年07月25日(火)付。

- 憲法を考える 「核保有、否定されず」脈々 政府解釈「必要最小限なら」、学者から疑義 2017年7月25日核兵器と憲法をめぐる戦後の歩み ■憲法を考える 視点・論点・注目点 唯一の戦争被爆国として核軍縮を強く願う日本。だが、その日本が、安全保障の話にな…

覚え書:「書評:ホワイトハウスのピアニスト ナイジェル・クリフ 著」、『東京新聞』2017年10月22日(日)付。

- ホワイトハウスのピアニスト ナイジェル・クリフ 著 2017年10月22日 ◆冷戦下のモスクワが熱狂 [評者]青柳いづみこ=ピアニスト 一九五八年五月、アメリカのピアニスト、ヴァン・クライバーン(一九三四〜二〇一三年)は、熱狂するニューヨーカーの前で凱…

覚え書:「書評:回遊人 吉村萬壱 著」、『東京新聞』2017年10月22日(日)付。

- 回遊人 吉村萬壱 著 2017年10月22日 ◆やり直せる生の意味 [評者]伊藤氏貴=文芸評論家 会社勤めを辞め、専業になった中年の純文学小説家が、しかし妻と息子をなおざりにしながらもスランプに苦しむ。まるで往年の破滅型私小説のようなはじまりだが、さら…

覚え書:「書評:勿体なや祖師は紙衣の九十年 山折哲雄 著」、『東京新聞』2017年10月22日(日)付。

- 勿体なや祖師は紙衣の九十年 山折哲雄 著 2017年10月22日 ◆句仏と虚子の深い縁 [評者]本井英=俳人 本書は全体を「序章」「終章」を含めて十一章に分かち、東本願寺第二十三世法主大谷光演(おおたにこうえん)(一八七五〜一九四三年)、俳号句仏(くぶ…

日記:内村鑑三の見たアイヌ

- 千歳村は、当時、アイヌ民族中心の村であった。千歳川は、石狩川の支流ではもっとも鮭がたくさん捕獲できたという、もともとアイヌ民族の「豊かな川」であった。 千歳川アイヌ民族の鮭漁について、アイヌ民族近代史研究者の山田伸一さんが、「千歳川のサケ…