2018-02-10から1日間の記事一覧

覚え書:「戦争孤児の声、伝えたい 封印した記憶、本に残ってうれしい 歴史、掘り起こさねば」、『朝日新聞』2017年08月28日(月)付。

- 戦争孤児の声、伝えたい 封印した記憶、本に残ってうれしい 歴史、掘り起こさねば 2017年8月28日写真・図版 「戦争孤児の会」の最後の集まりで、星野光世さん(左)が紙芝居を上演した。永田郁子さん(右)の体験をもとにした作品だ=6月、東京都台東区 …

覚え書:「書評:アメリカの汚名 第二次世界大戦下の日系人強制収容所 リチャード・リーヴス 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- アメリカの汚名 第二次世界大戦下の日系人強制収容所 リチャード・リーヴス 著 2018年1月7日◆偏見が蹴散らす立憲主義 [評者]横山良=神戸大名誉教授 一九四一年十二月七日(ハワイ時間)、日本軍がハワイ真珠湾を急襲、翌日アメリカ大統領ローズヴェルト…

覚え書:「書評:対岸のヴェネツィア 内田洋子 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- 対岸のヴェネツィア 内田洋子 著 2018年1月7日◆「幻都」を眺め、暮らす [評者]和田忠彦=イタリア文学者 ある日ふとヴェネツィア暮らしを思い立つ。長年暮らすミラノから列車で二時間半足らずの、それまで日帰りですませてきたアドリア海に浮かぶ町に、…

覚え書:「書評:読みくらべ世界民話考 野中涼 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- 読みくらべ世界民話考 野中涼 著 2018年1月7日 ◆人間の経験 連想誘う [評者]宮川健郎=児童文学研究者 全部で二十三の章(主題)で構成。最初の章「素性の知れない者」ではまず、「鶴女房」の話が語られる。夕方、美しい女が炭焼きの男の家の戸口にあら…

日記:アメリカの世紀

- 一九四一年二月一七日、すなわち、日本による真珠湾攻撃のほぼ一〇カ月前、雑誌『ライフ』が、ヘンリー・ルースの「アメリカの世紀」と題された長文の評論を掲載した。この論考は、当時のアメリカがヨーロッパでの戦争に対応するにあたって、一方ではイギ…

覚え書:「戦争孤児の声、伝えたい 封印した記憶、本に残ってうれしい 歴史、掘り起こさねば」、『朝日新聞』2017年08月28日(月)付。

- 戦争孤児の声、伝えたい 封印した記憶、本に残ってうれしい 歴史、掘り起こさねば 2017年8月28日写真・図版 「戦争孤児の会」の最後の集まりで、星野光世さん(左)が紙芝居を上演した。永田郁子さん(右)の体験をもとにした作品だ=6月、東京都台東区 …

覚え書:「書評:アメリカの汚名 第二次世界大戦下の日系人強制収容所 リチャード・リーヴス 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- アメリカの汚名 第二次世界大戦下の日系人強制収容所 リチャード・リーヴス 著 2018年1月7日◆偏見が蹴散らす立憲主義 [評者]横山良=神戸大名誉教授 一九四一年十二月七日(ハワイ時間)、日本軍がハワイ真珠湾を急襲、翌日アメリカ大統領ローズヴェルト…

覚え書:「書評:対岸のヴェネツィア 内田洋子 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- 対岸のヴェネツィア 内田洋子 著 2018年1月7日◆「幻都」を眺め、暮らす [評者]和田忠彦=イタリア文学者 ある日ふとヴェネツィア暮らしを思い立つ。長年暮らすミラノから列車で二時間半足らずの、それまで日帰りですませてきたアドリア海に浮かぶ町に、…

覚え書:「書評:読みくらべ世界民話考 野中涼 著」、『東京新聞』2018年01月07日(日)付。

- 読みくらべ世界民話考 野中涼 著 2018年1月7日 ◆人間の経験 連想誘う [評者]宮川健郎=児童文学研究者 全部で二十三の章(主題)で構成。最初の章「素性の知れない者」ではまず、「鶴女房」の話が語られる。夕方、美しい女が炭焼きの男の家の戸口にあら…

日記:アメリカの世紀

- 一九四一年二月一七日、すなわち、日本による真珠湾攻撃のほぼ一〇カ月前、雑誌『ライフ』が、ヘンリー・ルースの「アメリカの世紀」と題された長文の評論を掲載した。この論考は、当時のアメリカがヨーロッパでの戦争に対応するにあたって、一方ではイギ…