2018-04-02から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:888 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年09月29日(金)付。

- 折々のことば:888 鷲田清一 2017年9月29日 ことばには、他人の言い方が誤用だと思ってしまうと、なぜかそれを黙って見過ごせないという、おかしな魔力がある (神永曉〈さとる〉) ◇ 国語は制度。用法にも規範がある。が、そこに慣習はあっても正解は…

覚え書:「書評:原子力規制委員会 独立・中立という幻想 新藤宗幸 著」、『東京新聞』2018年02月11日(日)付。

- 原子力規制委員会 独立・中立という幻想 新藤宗幸 著 2018年2月11日 ◆機能不全の組織を見直す [評者]山口幸夫=原子力資料情報室共同代表 国の「エネルギー基本計画」が改定時期を迎えて審議が始まっているが、政権と「原子力ムラ」は、原発を基幹電源と…

覚え書:「書評:夜更けの川に落葉は流れて 西村賢太 著」、『東京新聞』2018年02月11日(日)付。

- 夜更けの川に落葉は流れて 西村賢太 著 2018年2月11日 ◆狂態の末、つかむ<私> [評者]葉名尻竜一=立正大准教授 放蕩無頼(ほうとうぶらい)な私生活を披瀝(ひれき)するだけでは文学にならない。メディアから受け取る本人の印象とは打って変わって、…

覚え書:「書評:「本を売る」という仕事 長岡義幸 著」、『東京新聞』2018年02月11日(日)付。

- 「本を売る」という仕事 長岡義幸 著 2018年2月11日 ◆あえて逆風に向かう [評者]永江朗=フリーライター 二十一世紀に入ったとき、全国に書店は約二万一千店あった。しかし現在は一万三千店を割り込むまで減った。閉店した書店の多くは「街の本屋」と呼…

覚え書:「文化の扉 熊楠、知るほどすごい 博物学・宇宙観・エコロジー…膨大な資料」、『朝日新聞』2017年10月01日(日)付。

- 文化の扉 熊楠、知るほどすごい 博物学・宇宙観・エコロジー…膨大な資料 2017年10月1日グラフィック・山中位行 写真・図版 粘菌研究をはじめとする生物学や民俗学、人類学など幅広い分野に多大の業績を残し、「知の巨人」と称される博物学者・南方熊楠(み…