2018-05-04から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:911 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月23日(月)付。

- 折々のことば:911 鷲田清一 2017年10月23日 「もったいない」が「手間がかかっている」という価値に変わるんです。 (平井達雄) ◇ 京都に「おこうこのぜいたく煮」という惣菜(そうざい)がある。何のことはない、残った沢庵(たくあん)を煮干しとと…

覚え書:「すゞしろ日記—参 [著]山口晃 [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- すゞしろ日記—参 [著]山口晃 [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2018年03月18日 すずしろ、とは大根のこと。他に由来があるのかもしれないが、もう3巻目なので触れられていない。当て推量で言えば大根の余白が短冊に似ているからか。その白地によしな…

覚え書:「半分世界 [著]石川宗生 [評者]円城塔  (作家)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- 半分世界 [著]石川宗生 [評者]円城塔 (作家) [掲載]2018年03月18日 筆力に驚かされる。 デビュー作とは思えない整った文章や、思い込みを突いてくる比喩。それも印象的なのだが、なによりもバランス感覚である。 たとえば、町がたくさんの同一人物たちに…

覚え書:「B.C.1177—古代グローバル文明の崩壊 [著]エリック・H・クライン [評者]山室恭子(東工大教授)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- B.C.1177—古代グローバル文明の崩壊 [著]エリック・H・クライン [評者]山室恭子(東工大教授) [掲載]2018年03月18日[ジャンル]歴史■突然の文明崩壊、犯人は誰か? 誰が青銅器文明を殺したのか? あまりにも突然であった。エーゲ海にきらめいたミ…

覚え書:「2017衆院選 一票の手がかり 安田菜津紀さん、松田和也さん、安永彩華さん」、『朝日新聞』2017年10月21日(土)付。

- 2017衆院選 一票の手がかり 安田菜津紀さん、松田和也さん、安永彩華さん 2017年10月21日グラフィック・岩見梨絵 明日22日は衆院選の投票日。「国難を突破」「お友達政治を変えよう」「まっとうな政治」といったスローガンのような訴えが目立つなか…