田中正造「亡国に至るを知らざればこれ即ち亡国の儀につき質問書」
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田中正造「亡国に至るを知らざればこれ即ち亡国の儀につき質問書」
明治33年2月17日、第14回議会
亡国ニ至ルヲシラザレバコレ即チ亡国ノ儀ニツキ質問書
右成規ニヨリ提出候也
明治三十三年二月十七日 提出者 田中正造
賛同者 石原半右衛門
一 民ヲ殺スハ国家ヲ殺スナリ
法ヲ蔑ニスルハ国家ヲ蔑〔ニ〕スルナリ
皆自ラ国ヲ毀ツナリ
財用ヲ濫リ民ヲ殺シ法ヲ乱シテ而シテ亡ビザルノ国ナシ、コレヲ奈何 右質問ニ及候也
〔明治三十三年二月十八日衆議院議事速記録第二十九号議長の報告〕
−−由井正臣・小松裕編『田中正造文集(一)』岩波文庫、2004年、223頁。
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それからこちらの田中正造翁(1841−1913)の第14回議会における質問書の迫力と内容に関してもきちんと押さえておかないといけないですね。
忘却・忘恩を退けながら。
⇒ ココログ版 田中正造「亡国に至るを知らざればこれ即ち亡国の儀につき質問書」: Essais d'herméneutique