覚え書:「みんなの広場 生活保護減額、どう暮らせば」、『毎日新聞』2013年09月16日(月)付。


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みんなの広場
生活保護減額、どう暮らせば
パート 50(福島市

 この8月から生活保護基準額が引き下げられました。病気がちで週2〜3日のパートをして暮らしている私にとって、憲法25条の健康で文化的な最低限度の生活を営むことすらも厳しい状況になっています。
 諸物価が上昇する一方、生活保護支給額の減額によって私の可処分所得は減少しています。電気料金は約9%値上げされ、節電に努めても基本的なライフラインであり、限界があります。食料品も安売り品を狙って買うようにしていますが、情報源となる新聞の折り込み広告を入手するために定期購読しているのに、それさえ危うい状況です。町内会費も払えないため町内会を退会しようかとも考えています。家計費の引き締めに苦心するばかりです。
 そのうえに消費税率の引き上げが取りざたされており、さらなる可処分所得の減少、ひいては生活の困窮は目に見えて明らかです。
 このような事態に際し、生活保護を受けている私はこれからどう暮らせばいいのでしょうか。
    −−「みんなの広場 生活保護減額、どう暮らせば」、『毎日新聞』2013年09月16日(月)付。

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