「人間とは何か」

日記:公明党大阪市議会議員辻よしたか氏( @ytsuji2001 )、沖縄高江での人権侵害を嘲笑うデマを拡散し、その瑕疵を指摘されるとだんまりを決め込み遁走

ここに、その機動隊員がいますが?何度も殴られて、顔が腫れ上がってきていますが。全く彼も彼の周りの機動隊員も平和運動家に手を出していません。pic.twitter.com/IDpNS22k1j https://t.co/B9GeIehRN9— 辻よしたか (@ytsuji2001) 2016年10月29日この辻よし…

日記:「ビジネスで成功した人」「民間の人」という危うさ

トランプ氏や彼が起用する人物を持ち上げる時、「ビジネスで成功した人」「民間の人」というフレーズが出て来る。確かに、トランプや彼が起用する財界人は「ビジネスで成功した人」であり「民間の人」である。しかし、これから彼らが活躍しようとする「行政…

日記:カジノで儲けました!って創価学会の座談会で体験発表する学会員と、カジノでスった学会員がフェードアウトしていくという恐ろしい未来予想図。

良識や良心よりも党利党略を優先ですか。佐藤茂樹の名前は忘れませんよ→「ギャンブル依存症への懸念などから慎重論が根強いが、今国会での成立を急ぐ自民党との対立回避を優先した」カジノ法案、6日衆院通過=公明は自主投票(時事通信) https://t.co/tHNrj…

日記:わかりやすく言えば、「ナチスの暴走を止めろ」と言うのに「対案だせ」とかあり得ない話ですよね。

若い皆さん。知っておいてください。今の日本が相当におかしくなっていることを。憲法違反の声は無視され、何人もニュースキャスターが降板、国会では放送法違反だの停波だのと声があがる。逆に大臣や与党議員の不祥事は知らん顔で続投。こんなことはこれま…

日記:しかし、虚偽を本気で信じているのだから、これ以上、やっかいなことはありませんよ。

「第三文明」も落ちる所まで落ちたな。 pic.twitter.com/6oCpP3C0m8— 雪山童子 (@douji_yukiyama) 2016年3月1日⇩ これはひどいですまないほどひどい。政党間の対決は政策対決上必要不可欠とは承知しますが、これはひどい。だれか注意するひとはいないのか。…

日記:独立不羈こそ大学の命。恥ずかしいとコメントするのは、大学を支配下に置きたい権力者の発想。

前身である旧制学校の校歌を式で斉唱するのが「伝統」だとの岐阜大学の立場。注目したい。〜岐阜大:式に国歌斉唱せず 学長「伝統の歌大事にしたい」 - 毎日新聞 https://t.co/r9JWROPxIv— 住友陽文 (@akisumitomo) 2016, 2月 18『岐阜大が国歌斉唱しない方…

覚え書:「論壇時評:SMAPの謝罪 暗黙のルールが潜む社会 作家・高橋源一郎」、『朝日新聞』2016年01月28日(木)付。

- 論壇時評:SMAPの謝罪 暗黙のルールが潜む社会 作家・高橋源一郎 2016年1月28日 SMAPという「国民的」アイドルグループが、所属する事務所からの独立をめぐる大きなスキャンダルに巻きこまれ、テレビで「謝罪」をすることになった。その画面〈1〉…

日記:「なぜ人を殺してはいけないんですか?」と「なぜあなたを殺してはいけないんですか?」という地平の違いから見えてくるもの

- 力をもらうということ たこもまたそういう盛りに、「めいわくかけて ありがとう。」という言葉を残したのだった。「めいわくかけて すみません。」ではなく「ありがとう」。これはそうした寂しい光景のなかでこそ、ぼそりつぶやかれる言葉なのだろう。 め…

覚え書:「村上春樹さん、時代と歴史と物語を語る みんな一生懸命生きている」、『毎日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 村上春樹さん、時代と歴史と物語を語るみんな一生懸命生きている(写真キャプション)村上春樹さん=ロンドンで昨年夏、村上春樹事務所提供 −−読者の質問にメールで直接答えるサイトが、大変な質問数とか。 村上 多くて1万ぐらいかと予想していたら、4倍…

日記:関東大震災時の朝鮮人虐殺のトリガーとなった要因

- 関東大震災時の虐殺 二三(大正一二)年九月一日、関東地方を襲った大地震とそれによる大火災の中で、数多くの朝鮮人が日本の軍隊・警察、さらには日本人自警団などによって虐殺される事態が生じた。「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」「爆弾を持って襲撃し…

日記:単に同情心とか感受性の鋭敏さとかに帰して片づけきれない、人間性の本然の成り立ちに根ざした深い平衡感覚(シモーヌ・ヴェイユ)

- シモーヌ・ヴェイユの伝記については、現在では日本語で書き下ろされたものも何冊かあり(巻末文献表参照)、リースやダヴィなど外国の研究書の翻訳も出版されて、この国の人々にもだいぶ知られるようになったが、それらのどの本にも好んで引用されている…

覚え書:「SPORTS×LIFE:国家主義と人種差別」、『毎日新聞』2015年03月31日(火)付。

- SPORTS×LIFE:国家主義と人種差別 横断幕問題1年 浦和、意識向上励む 毎日新聞 2015年03月31日 東京朝刊(写真キャプション)浦和レッズの試合前、差別撲滅宣言の署名をするサポーター スポーツを取り巻くさまざまな話題を取り上げる特集「SP…

覚え書:「あの人に迫る:六車由実 介護民俗学者 人生の豊かさを聞き書きで知る」、『東京新聞』2015年03月22日(日)付。

- あの人に迫る 介護民俗学者 六車由実さん 人生の豊かさを聞き書きで知る[あなたに伝えたい]その人の人生を知ることで、絶対にケアの仕方が変わります。互いに互いを認め合えるようになります。 民俗学者であり、デイサービス「すまいるほーむ」(静岡県…

覚え書:「野坂昭如の『七転び八起き』 第200回『思考停止』70年 命の危機 敗戦から学べ」、『毎日新聞』2015年03月24日(火)付。

- 野坂昭如の「七転び八起き」 第200回「思考停止」70年 命の危機 敗戦から学べ(写真キャプション)「戦争は気づいた時にははじまっている」 たとえ無責任、出まかせといわれようが、物書きの端くれとなって以後、お上のあやかしに取り込まれてはいけ…

拙文:「読書 大賀祐樹『希望の思想 プラグマティズム入門』筑摩選書 連帯と共生への可能性を開く」、『聖教新聞』2015年03月28日(土)付。

- 読書 希望の思想 プラグマティズム入門 大賀祐樹 著連帯と共生への可能性を開く 現代思想の諸潮流の中でプラグマティズムほど不当な扱いを受けたものはない。実用主義の訳語は早計すぎて“浅い”という印象をあたえる。著者はパース、ジェイムズ、デューイと…

書評:将基面貴巳『言論抑圧 矢内原事件の構図』中公新書、2014年。

将基面貴巳『言論抑圧 矢内原事件の構図』中公新書,読了。『中央公論』掲載の「国家の理想」が反戦的とされ辞任に追い込まれた矢内原忠雄事件は戦前日本を代表する政治弾圧の一つだ。本書は歴史を複眼的に見る「マイクロヒストリー」の手法から、言論抑圧事…

覚え書:「松尾貴史のちょっと違和感:『知らなければ問題なし』 把握できない人から金もらっていいのか」、『毎日新聞』日曜版(日曜くらぶ)2015年03月08日付。

- 松尾貴史のちょっと違和感 「知らなければ問題なし」 把握できない人から金もらっていいのか 政治とカネの問題がじわじわと不健康な広がりを見せてきた。 西川農林水産大臣が不承不承辞任し、下村文部歌学大臣、望月環境大臣、そして上川法務大臣にさまざ…

覚え書:「特集ワイド:菅原文太さんの『遺言』 失われたら、命は取り戻せない 有機農業、反戦、脱原発 根っこは同じ」、『毎日新聞』2014年12月17日(水)付夕刊。

- 特集ワイド:菅原文太さんの「遺言」 失われたら、命は取り戻せない 有機農業、反戦、脱原発 根っこは同じ 毎日新聞 2014年12月17日 東京夕刊 (写真キャプション)沖縄県知事選での応援演説が、菅原さんが公式な場に姿を現した最後となった=11月1日、…

覚え書:「マララさんのノーベル平和賞受賞演説<要旨>」、『朝日新聞』2014年12月11日(木)付。

- マララさんのノーベル平和賞受賞演説<要旨> 2014年12月11日 (写真キャプション)ノルウェー・オスロで10日、ノーベル平和賞のメダルを掲げるマララ・ユスフザイさん=AP 今年のノーベル平和賞に選ばれたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)…

覚え書:「わたしの争点:2014衆院選/9止 『在日』ありのままに誇り 日韓修復、互いを認めて」、『毎日新聞』2014年12月12日(金)付。

- わたしの争点:2014衆院選/9止 「在日」ありのままに誇り 日韓修復、互いを認めて 毎日新聞 2014年12月12日 東京朝刊「在日の視点は大切」と語る作家の深沢潮さん=東京都渋谷区で、内藤絵美撮影 主要政党の公約で東アジア各国との関係にどう言及? …

日記:マリオ・バルガス=リョサの『世界終末戦争』(新潮社)を「読む」ということ

先週の金曜日は授業を終えてから月一の読書会へ。毎月一回、コロンビア大学の教養教育カリキュラムの課題図書を取り上げ、「読む」という集いをしておりますが、この秋は番外編として参加者おすすめの1冊をそれぞれとりあげてきましたが、今回はマリオ・バ…

書評:想田和弘『熱狂なきファシズム 日本の無関心を観察する』河出書房新社、2014年。

想田和弘『熱狂なきファシズム』河出書房新社、読了。ファシズムに必然するのが狂気的熱狂だ。しかし著者は今日のファシズムを「じわじわと民主主義を壊していく」低温火傷という。「ニッポンの無関心を観察する」(副題)と、憲法改正、特定秘密保護法、集…

覚え書:「論壇時評:孤独な本 記憶の主人になるために 作家・高橋源一郎」、『朝日新聞』2014年11月27日(木)付。

- 論壇時評:孤独な本 記憶の主人になるために 作家・高橋源一郎 2014年11月27日 (写真キャプション)高橋源一郎さん=小玉重隆撮影 去年、韓国で出版され、「元慰安婦の方たちの名誉を毀損(きそん)した」として、提訴・告訴された、朴裕河(パクユハ)の…

日記:首相が保守速報を「ソース」に語る「美しい日本」

【保守速報 安倍で検索された方へ】保守速報とは外国人などに関するデマで差別を煽る投稿だらけのまとめサイトで、反ヘイトスピーチ裁判でも訴えられているほどです。一般市民でもシェアすると周りから人格を疑われかねないほどの悪質サイトの記事をシェアす…

日記:「○○人は宇宙人」という日本語のどこかが「悪いことは悪いと訴えている」“是々非々”なのか。世界遺産の神社でヘイトスピーチを垂れ流す佐藤宮司の劣悪な日本語運用能力

- 本誌は佐藤氏を直撃し、ブログの真意や安倍首相との関係などについて聞いた。 −−中国や韓国を批判するブログが、ヘイトスピーチのように読めます。 「まったくヘイトじゃないですよ。独断と偏見でつづっていますが、あくまで是々非々で、悪いことは悪いと…

覚え書:「教員採用:性的指向や宗教質問 心理テスト、4自治体使用」、『毎日新聞』2014年11月16日(日)付。

- 教員採用:性的指向や宗教質問 心理テスト、4自治体使用 毎日新聞 2014年11月16日 2013年に行われた教員採用試験の適性検査を巡り、山梨県や山形県など少なくとも4自治体の教育委員会が、性的指向や宗教についての質問を含む心理テストを使用していた…

覚え書:「特集ワイド:道徳的でない『道徳教科化』 小中学校で検定教科書、成績評価導入」、『毎日新聞』2014年11月12日(水)付夕刊。

- 特集ワイド:道徳的でない「道徳教科化」 小中学校で検定教科書、成績評価導入 毎日新聞 2014年11月12日 東京夕刊 (写真キャプション)教育再生実行会議であいさつする安倍晋三首相(左から3人目)と(左から)下村博文文科相、鎌田薫座長ら=首相官邸で…

日記:「池上彰と考える」……てもシカタガナイでしょうに。

ウーム、これはひどすぎじゃアございませんか? 日本分子生物学会。http://mbsj.jp/admins/committee/careerpath/doc/careerpath_poster_2014.pdf 池上彰と考える これでいいのか 日本の生命科学研究”ってふられても、池上彰と考えても、日本の生命科学研究…

覚え書:「Interview:村上春樹 『孤独』の時代に」、『毎日新聞』2014年11月04日(火)〜05日(水)付夕刊。

- Interview:村上春樹 「孤独」の時代に/上 僕の小説は「ロールゲーム」 毎日新聞 2014年11月04日 東京夕刊 作家の村上春樹さんに10月下旬、5年ぶりで話を聞く機会を得た。主な内容は3日朝刊で報じたが、今年出した短編集『女のいない男たち』…

覚え書:「村上春樹さん:単独インタビュー 『孤絶』超え、理想主義へ」、『毎日新聞』2014年11月03日(月)付。

- 村上春樹さん:単独インタビュー 「孤絶」超え、理想主義へ 毎日新聞 2014年11月03日 作家の村上春樹さんが、5年ぶりに本紙の単独インタビューに応じた。1979年のデビューから35年。創作活動や海外での読まれ方、現代における文学の役割まで、幅広い…