2011-01-28から1日間の記事一覧

非本来的とか、本来的でないとか言っても、それは決しては「本来は存在しない」という意味ではない

- 第三八節 頽落と被投性 世間話、好奇心、曖昧さは、現存在が日常的におのれの「現」を−−世界=内=存在の開示態を−−存在しているありさまの性格である。これらの性格は現存在にそなわる実存論的規定性であるから、そこに客体的に存在する性質ではなく、現…