2014-02-08から1日間の記事一覧

覚え書:「花森安治伝−日本の暮しをかえた男 [著]津野海太郎 [評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)」、『朝日新聞』2014年02月02日(日)付。

- 花森安治伝−日本の暮しをかえた男 [著]津野海太郎 [評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター) [掲載]2014年02月02日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■「まちがった後」を生ききる 花森安治といえば、センス抜群のイラストとグラフィックデザイン。そし…

覚え書:「教育委員会−何が問題か [著]新藤宗幸 [評者]川端裕人(作家)」、『朝日新聞』2014年02月02日(日)付。

- 教育委員会−何が問題か [著]新藤宗幸 [評者]川端裕人(作家) [掲載]2014年02月02日 [ジャンル]教育 社会 ■タテ行政に組み込まれた現実 教育委員会とその事務局を区別して言葉を使っている人がどれだけいるだろう。メディアでも、本来サポートする側の事務局…

覚え書:「地図と領土 [著]ミシェル・ウエルベック [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2014年02月02日(日)付。

- 地図と領土 [著]ミシェル・ウエルベック [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2014年02月02日 [ジャンル]文芸 ■純然たる絶望、奇妙な清々しさ フランス現代文学の鬼才、いや、鬼っ子の新作『地図と領土』は、世界と人間への強烈な侮蔑と、それを…

日記:歴史はまた、起源をおごそかに祭りあげるのを笑うことを教えてくれる

- 歴史はまた、起源をおごそかに祭りあげるのを笑うことを教えてくれる。起源をもちあげること、それは「万物の始めには最も貴重な、最も本質的なものが存在するという考え方のうちに再生する形而上学のひこばえ」なのである。ものはそもそもの始めにはその…