2014-04-27から1日間の記事一覧

覚え書:「みんなの広場 非人間的すぎる国民総特攻」、『毎日新聞』2014年04月24日(木)付。

- みんなの広場 非人間的すぎる国民総特攻 無職・87(島根県太田市) 本紙4月12日の「保阪正康の昭和史のかたち」を読み、当時海軍航空隊第3期飛行予備生徒の基礎教程を終え、海軍陸戦隊茅ケ崎派遣隊に転属していた私はその目的を知り暗然とした。 そ…

覚え書:「書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣 [評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)」、『朝日新聞』2014年04月20日(日)付。

- 書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣 [評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター) [掲載]2014年04月20日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 ■守り継ぐ、先祖が生きた証しも 狭い空…

覚え書:「最後の恋人 [著]残雪 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2014年04月20日(日)付。

- 最後の恋人 [著]残雪 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2014年04月20日 [ジャンル]文芸 ■夢や幻が交錯する言葉の奔流 残雪と書いてツァン・シュエと読む。彼女は現代中国文学を代表する作家であり、日本にも熱烈なファンがいる。私もその一…

覚え書:「歳月 [著]鄭智我 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)」、『朝日新聞』2014年04月20日(日)付。

- 歳月 [著]鄭智我 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター) [掲載]2014年04月20日 [ジャンル]文芸 社会 ■老いに焦点、人間の必然描く 重力の強い文体と描写、人間の愚かさ純粋さへの透徹したまなざし、あるいは哀れみや共感によって、読む者を足元の土…

書評:伊藤真『現代語訳 日本国憲法』ちくま新書、2014年。

伊藤真『現代語訳 日本国憲法』ちくま新書、読了。本書は長らく法曹教育に携わってきた著者による日本国憲法と大日本帝国憲法の現代語訳。近現代日本の性格を規定した二つの憲法を読み返すことで、この国の過去、現在、未来が浮かび上がる。条文ごとに解説付…