2014-11-09から1日間の記事一覧

覚え書:「論説の目:文学館が打って出ている=重里徹也」、『毎日新聞』2014年11月04日(火)付。

- 論説の目:文学館が打って出ている=重里徹也 毎日新聞 2014年11月04日 東京朝刊 文化施設の中でも、文学館は地味な印象が強い。しかし、読書離れがいわれる中で、その豊かな潜在力を活用すべきなのではないか。少しずつ新しい動きは生まれている。キーワー…

覚え書:「水声 [著]川上弘美」、『朝日新聞』2014年11月02日(日)付。

- 水声 [著]川上弘美 [掲載]2014年11月02日 [ジャンル]文芸 著者:川上弘美 出版社:文藝春秋 価格:¥ 1,512Amazon.co.jp楽天ブックス紀伊國屋書店ウェブストアTSUTAYA online 1歳違いの姉と弟。昭和が平成に変わる少し前、二人の母親はがんで逝く。その喪…

覚え書:「感情労働としての介護労働―介護サービス労働者の感情コントロール技術と精神的支援の方法 [著]吉田輝美 [評者]水無田気流(詩人・社会学者)」、『朝日新聞』2014年11月02日(日)付。

- 感情労働としての介護労働―介護サービス労働者の感情コントロール技術と精神的支援の方法 [著]吉田輝美 [評者]水無田気流(詩人・社会学者) [掲載]2014年11月02日 [ジャンル]医学・福祉 社会 ■介護職への無理解の解消を 「超」高齢化の進行する日本で、介護…

覚え書:「繁栄の昭和 [著]筒井康隆 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2014年11月02日(日)付。

- 繁栄の昭和 [著]筒井康隆 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2014年11月02日 [ジャンル]文芸 ■過去を慈しむ過激な前衛 冒頭に置かれた表題作では、モダンな二階建ての、法律事務所と探偵社と芸能事務所が入居しているビルで、殺人事件が起こる…

書評:飯野亮一『居酒屋の誕生』ちくま学芸文庫、2014年。

飯野亮一『居酒屋の誕生』ちくま学芸文庫、読了。幕府の開かれた江戸は男性都市としてスタートし、居酒屋は非常な発達を遂げたという。「暖簾は縄暖簾と決まっていた?」「朝早くから営業していた?」様々な疑問に答える形でその実像と変化を追う好著。副題…