2014-12-12から1日間の記事一覧

覚え書:「戦後70年へ:歴史と向き合う、世界は」、『朝日新聞』2014年12月08日(月)付。

- 戦後70年へ:歴史と向き合う、世界は 刀祢館正明 三浦俊章 東岡徹 都留悦史2014年12月8日 それぞれの国民は、前の世代が経験した戦争の記憶を、どう伝えているのでしょうか。記憶を継承する手段はさまざまですが、こどもたちからお年寄りまで世代を超え…

覚え書:「書評:田舎でロックンロール 奥田 英朗 著」、『東京新聞』2014年12月07日(日)付。

- 田舎でロックンロール 奥田 英朗 著 2014年12月7日 ◆洋楽が彩る青春回顧 [評者]池上冬樹=文芸評論家 『空中ブランコ』(直木賞)などで知られる作家の洋楽エッセイ集である。奥田が中学に入り高校を卒業するまでの一九七二年から七八年までの青春模様が…

覚え書:「書評:詩文往還 戦後作家の中国体験 張 競 著」、『東京新聞』2014年12月07日(日)付。

- 詩文往還 戦後作家の中国体験 張 競 著 2014年12月7日 ◆文学から日中関係見直す [評者]平川祐弘=東京大名誉教授 著者は上海育ち、改革開放の初期に来日、日本で教える決意をして三十年、『張競の日本文学診断』など文化的文学批評で知られる。中国では…

覚え書:「書評:原子力推進の現代史 秋元 健治 著」、『東京新聞』2014年12月07日(日)付。

- 原子力推進の現代史 秋元 健治 著 2014年12月7日 ◆危険ゆえの責任回避構造 [評者]米田綱路=書評家 いまから六十年前の一九五四年、マグロ漁船の第五福竜丸がアメリカの水爆実験によって被曝(ひばく)し、日本で反原水爆運動が強まった。同じ年、のちに…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 本物の『成長戦略』とは 赤穂浪士の考現学=宮武剛」、『毎日新聞』2014年12月10日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 本物の「成長戦略」とは 赤穂浪士の考現学 宮武剛 目白大大学院客員教授 唐突な解散の末、総選挙の投票日は14日に迫った。ちょうど赤穂浪士討ち入りの日に重なる(元禄15年)。単なる偶然だが、あの四十七士は、年齢や経…