地域・地方

日記:歩きながら考える「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」

明らかに前輪の様子がおかしいので、仕事の帰りにサイクルショップ寄ろうと考え出勤してすぐに、自転車がパンクした。職場に連絡してから、自転車を押して7キロほど強歩。今日は猛暑日で、「残暑が厳しい」というほどの生やさしさでは到底ないほどのギラギ…

日記:暴走する権力をヨイショ・アシストするためにはデマでも捏造でもなんでもございの公明党の辻よしたかチホウギイン

辛淑玉さんのメンションツリー、本当にすさまじい。たくさんのネトウヨをブロックしているがすべて見れないほどの量。いつもこんな量のヘイトスピーチを浴びているのか。 https://t.co/nSw7zorZau— Tomica 阿部悠 (@Tomicajpn) 2017年2月5日「意見が違うこと…

日記:差別との戦いの闘士である辛淑玉さんへの個人攻撃を集中する公明党大阪市議会議員辻よしたか氏

沖縄タイムズには、校正担当者がいないのだろうか? #ニュース女子の報道は、正確だったわけで、名誉棄損ならば、お年寄りに対してそういう了見で活動している団体を訴えるべき。#のりこえねっと #辛淑玉@mbs_hodo pic.twitter.com/KHgwmAHylw— 辻よしたか (…

日記:百田尚樹さんが「レイシスト」である意味が理解できない大阪市議会議員辻よしたか先生へ。その2

氏家法雄さん、@ujikenorio 何故にチホウ議員とカタカナ表記をされたのでしょうか?また、百田さん @hyakutanaoki や和田さん @wadamasamune のことをレイシスト呼ばわりされていますが、どういった根拠に基づくものなのでしょうか?お示し下さい。 pic.twit…

日記:晩秋の里山

すこし時間があったので大麻山(香川県善通寺市、三豊市)をぶらり。都内でいたとき、街角の均整のとれた紅葉に秋の深まりを感じたものですが、思えば、人工的に重ねられた木々。※大学とか公園とかですもんね。里山だと紅葉だけではありませんが、一斉に色が…

覚え書:「ニュースの扉:佐伯一麦さんと歩く神戸・長田区 「復興」が持ち去った下町の根っこ」、『朝日新聞』2015年01月12日(月)付。

- ニュースの扉:佐伯一麦さんと歩く神戸・長田区 「復興」が持ち去った下町の根っこ 2015年1月12日(写真キャプション)大正筋商店街を歩く佐伯一麦さん。シャッターの閉まった商店が目立つ=神戸市長田区 阪神大震災が起きてから、20回目の1月17日を…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 本物の『成長戦略』とは 赤穂浪士の考現学=宮武剛」、『毎日新聞』2014年12月10日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 本物の「成長戦略」とは 赤穂浪士の考現学 宮武剛 目白大大学院客員教授 唐突な解散の末、総選挙の投票日は14日に迫った。ちょうど赤穂浪士討ち入りの日に重なる(元禄15年)。単なる偶然だが、あの四十七士は、年齢や経…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 中央こそ『発想の転換』を 『ないものねだり』抜け出そうとする自治体=湯浅誠」、『毎日新聞』2014年10月08日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 中央こそ「発想の転換」を 「ないものねだり」抜け出そうとする自治体 湯浅誠 社会活動家 臨時国会が始まった。安倍晋三首相は「地方創生国会」と命名した。所信表明演説を読み、私が注目したのは次の一節だった。 「大きな都…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 介護、日常生活支え合う=宮武剛」、『毎日新聞』2014年08月20日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 介護、日常生活支え合う 地域包括ケアとは宮武剛 目白大大学院客員教授 市営の集合住宅群の一角で「ふれあい処ひとやすみ」は4年前に開設された。空き店舗を改造して1階の隅に「足湯」を設けた。温泉ではないが「温まる」「…

日記:共同体生成になぜ文化や芸術活動が必要なのか?

- 女川の獅子舞 人類は共同体を維持するために、文化、芸術活動を、どうしても必要としてきた。それはなぜか? たとえば、今回の震災においても、宮城県女川町から以下のような報告があった。 女川は、入り江が入り組んでいることもあり、最大四十三メートル…

日記:市場原理は、辺境ほど、末端ほど、荒々しく働く。

- かつては、県庁所在地レベルの地方都市なら、変わった並びの書籍や古本屋が何軒もあったはずだ。商店街の店舗の多くは家賃を払わなくていい環境にあるから、日銭さえ入って来れば、どうにか商売は続けられる。街の本屋は雑誌を売って生計を立て、あとは好…

書評:高倉浩樹、滝澤克彦編『無形民俗文化財が被災するということ 東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』新泉社、2014年。

高倉浩樹、滝澤克彦編『無形民俗文化財が被災するということ 東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』新泉社、2014年、読了。本書は東日本大震災によって被害を受けた宮城県下の無形民俗文化財の被災とその復興をまとめた20人の研究者による報告。難…

覚え書:「発言 縮小社会にかじを切る=森まゆみ・作家」、『毎日新聞』2014年01月09日(木)付。

- 発言 縮小社会にかじを切る 森まゆみ 作家 30年来、尊敬する年長者の話を聞いてきた。私は前の世代と次の世代をつなぐ輪のようなものである。 90を超えてお元気な「百姓」佐藤忠吉さんはすでに十数年前、「今の日本の繁栄はアラブ産油国に戦争がなく、…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 『全員支え手』で発展模索=湯浅誠」、『毎日新聞』2013年10月30日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 「全員支え手」で発展模索 過疎と高齢化の町 脱「企業誘致」湯浅誠 社会活動家 四国にある人口1万人ちょっとの小さな町に、1万坪の空き地がある。企業誘致のために確保された町有地だ。条例でそう決められている。 この町有…

書評:東大社研・玄田有史編『希望学 あしたの向こうに―希望の福井、福井の希望』東京大学出版会、2013年。

往復の新幹線のなかで、何冊か読んだのだけど、東大社研・玄田有史編『希望学 あしたの向こうに―希望の福井、福井の希望』東京大学出版会、がものすごく面白かった。今年の1番かもしれない。 東大社研・玄田有史編『希望学 あしたの向こうに―希望の福井、福…

書評:西村佳哲『いま、地方で生きるということ』ミシマ社、2011年。

- しかし思い返してみると、奈良のフォーラムで広瀬さんから聞いていた自然学校は、それともまた少し違うものだった。 彼は多くの人が「田舎には仕事がない」と言うけどそんなことをないんだ、と話していた。それは勤め先がない、つまりいわゆる会社のような…

覚え書:「人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理 [著]広井良典 [評者]水野和夫」、『朝日新聞』2013年06月30日(日)付。

- 人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理 [著]広井良典 [評者]水野和夫(日本大学教授・経済学) [掲載]2013年06月30日 [ジャンル]経済 ■比重増すローカルで内的な生 成長至上主義者は本書を読んで、どう反論するだろうか。これまで幾度と…

覚え書:「書評:犬の伊勢参り [著]仁科邦男 [評者]田中優子」、『朝日新聞』2013年05月19日(日)付。

- 犬の伊勢参り [著]仁科邦男 [評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化) [掲載]2013年05月19日 [ジャンル]歴史 ■群衆と動物が入り交じった時代 犬が伊勢参りをした最初の記録は一七七一年だそうだ。それ以来まさに「ぞくぞくと」犬の参宮が見られたのだっ…

書評:鎌田道隆『お伊勢参り 江戸庶民の旅と信心』中公新書、2013年。

- 何よりも歩くうえで困るのは、旅人のために設けられていた茶店や立場(たてば)という休憩所がなくなったことである。江戸時代の街道では、歩き疲れたり、一息入れたりする茶店や立場が、渡河点や峠の上など随所に設けられていて、旅人たちは実際に活用し…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『幻の野蒜築港 明治初頭、東北開発の夢』=西脇千瀬・著」、『毎日新聞』2013年03月31日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『幻の野蒜築港 明治初頭、東北開発の夢』=西脇千瀬・著 毎日新聞 2013年03月31日 東京朝刊 (藤原書店・2940円) 明治初頭の東北に国際的な貿易港を造る計画があったことをどれだけの人が知っているだろう。宮城県出身の地域社会史…

覚え書:「今週の本棚:明治神宮 『伝統』を創った大プロジェクト=今泉宣子・著」、『毎日新聞』2013年03月17日(日)付。

- 今週の本棚:明治神宮 「伝統」を創った大プロジェクト 今泉宣子・著(新潮選書・1575円) 年間一千万人が参拝する明治神宮は、社だけでなく、高層ビルを望む七十二ヘクタールの杜の存在感が大きい。明治天皇の御息所を東京にという願いから造られたも…

覚え書:「異論反論 安倍首相が沖縄を訪問しました=佐藤優」、『毎日新聞』2013年02月20日(水)付。

- 異論反論 安倍首相が沖縄を訪問しました 寄稿 佐藤優「沖縄の主権」直ちに認めよ 2日、安倍晋三首相が日帰りで沖縄を訪問し、仲井真弘多県知事と会談した。報道から判断すると、MV22オスプレイの沖縄配備強行問題、米開閉隊普天間飛行場の辺野古(同…

覚え書:「書評:写真家 井上青龍の時代 [著]太田順一 [評者]後藤正治(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2013年02月17日(日)付。

- 写真家 井上青龍の時代 [著]太田順一 [評者]後藤正治(ノンフィクション作家) [掲載]2013年02月17日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■ドヤ街に住み、撮影した無頼派 大阪・釜ケ崎は日本有数のドヤ街として知られる。昭和30年代、幾度か暴動も起きた。…

覚え書:「【書評】大津波を生きる 高山文彦著」、『東京新聞』2013年01月20日(日)付。

- 【書評】大津波を生きる 高山文彦著 ◆防潮堤を築き闘った人々 [評者]稲葉 真弓 作家。著書に『半島へ』『海松』『千年の恋人たち』など。 東日本大震災の際、巨大な防潮堤が無惨(むざん)に破壊され、内側にあった町が海にさらわれ更地のようになった映…

覚え書:「今週の本棚:『「移民列島」ニッポン』=藤巻秀樹著」、『毎日新聞』2012年12月23日(日)付。

- 今週の本棚:『「移民列島」ニッポン』=藤巻秀樹著 他文化共生社会に生きる (藤原書店・3150円) 日本に住む「移民」と正面から向き合ったルポルタージュである。「日本にホントに移民がいるのか」とぶかる向きに、彼らの苦悩や喜びの肉声を伝え、そ…

覚え書:「みんなの広場 沖縄県民の不安を無視するな 主婦 45(埼玉県川口市)」、『毎日新聞』2012年9月30日(日)付。

- みんなの広場 沖縄県民の不安を無視するな 主婦 45(埼玉県川口市) 結婚して本土に暮らす私は、いつも沖縄にいる親、兄弟、親戚の幸せを祈っている。9日のオスプレイの配備反対の県民大会に兄弟たちも参加し、10万人余り集まったそうだ。政府もきっと動…

覚え書:「地方発 廃校は知と遊の隠れ資産」、『毎日新聞』2012年1月31日(火)付。

- 地方発 廃校は知と遊の隠れ資産 小山内誠 NPO法人「あおもりNPOサポートセンター」副理事長 コミュニティーの形成目指して 「あなたたちがこの廃校を使ってくれて、たくさんの人が来るようになった。ありがとう」。地域の古老からそう言われ、ウルッ…