2014-12-20から1日間の記事一覧

覚え書:「耕論:どうする、一票の格差 脇雅史さん、那須弘平さん、木村草太さん

2014年12月18日(木)付。 - 耕論:どうする、一票の格差 脇雅史さん、那須弘平さん、木村草太さん 2014年12月18日 今回の衆院選の「一票の格差」は違憲だとして一斉提訴があった。最高裁が先月、直近の参院選の格差を「違憲状態」と認定したばかり。司法の…

覚え書:「献灯使 [著]多和田葉子 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2014年12月14日(日)付。

- 献灯使 [著]多和田葉子 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2014年12月14日 [ジャンル]文芸 ■震災後の不吉な未来を予言 本書収録の「不死の島」を最初に読んだときの、深く暗い深淵(しんえん)にたたき落とされるような衝撃は、今も忘れられな…

覚え書:「原発利権を追う−電力をめぐるカネと権力の構造 [著]朝日新聞特別報道部」、『朝日新聞』2014年12月14日(日)付。

- 原発利権を追う−電力をめぐるカネと権力の構造 [著]朝日新聞特別報道部 [掲載]2014年12月14日 [ジャンル]社会 原発を巡る裏資金の流れは、検察や国税当局も解明しきれなかった。本書はその実態に迫った。ほとんど表に出てこなかった「東電の影」と呼ばれる…

覚え書:「書評:人喰いの社会史 弘末 雅士 著」、『東京新聞』2014年12月14日(日)付。

- 人喰いの社会史 弘末 雅士 著 2014年12月14日 ◆風聞が果たした役割 [評者]川上隆志=専修大教授 共喰(ともぐ)いと近親相姦(そうかん)は人類の二大タブーだ。それゆえに多くの人の興味を駆り立ててもきた。残虐に人を殺し、その肉を食べる。本書は人…

書評:尾崎行雄『立憲主義の日本的困難 尾崎行雄批評文集1914―1947』書肆心水、2014年。

尾崎行雄『立憲主義の日本的困難 尾崎行雄批評文集1914―1947』書肆心水、読了。一貫して立憲主義の理想を掲げ、藩閥・金権政治を批判した尾崎行雄。本書はその批評をまとめたもの。一読すると、古くて根深い日本の反立憲主義的心性との闘いが「憲政…