2015-03-15から1日間の記事一覧

覚え書:「東日本大震災4年:希望のありか 玄田有史さん、阿部聡さん」、『朝日新聞』2015年03月11日(水)付。

- 東日本大震災4年:希望のありか 玄田有史さん、阿部聡さん 2015年03月11日(写真キャプション)犠牲者への追悼と震災の記憶を後世に伝えようと、連だこがあげられた=8日、岩手県陸前高田市、諫山卓弥撮影 あの日から4年。被災地の復興はまだまだ道半ば…

覚え書:「武士の奉公−本音と建前 江戸時代の出世と処世術 [著]高野信治 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)」、『朝日新聞』2015年03月08日(日)付。

- 武士の奉公−本音と建前 江戸時代の出世と処世術 [著]高野信治 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史) [掲載]2015年03月08日 [ジャンル]歴史 ■現代に通じる悩み、生き生きと 戦国時代、武士は合戦で名を挙げ、高い地位と豊かな収入を手にした。命がけ…

覚え書:「台湾の歓び [著]四方田犬彦 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2015年03月08日(日)付。

- 台湾の歓び [著]四方田犬彦 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史) [掲載]2015年03月08日■自由を最大限与えてくれた土地 還暦になったとき、四方田犬彦は一つの決断をした。大学を辞め、日本から、いや国家そのものからしばらく離れることである。…

覚え書:「紙の砦−自衛隊文学論 [著]川村湊 [評者]柄谷行人(哲学者)」、『朝日新聞』2015年03月08日(日)付。

- 紙の砦−自衛隊文学論 [著]川村湊 [評者]柄谷行人(哲学者) [掲載]2015年03月08日 [ジャンル]人文 社会 ■文学でこそ表せる「戦力でない軍隊」 本書は、自衛隊を題材にした小説や映画、つまり「自衛隊文学」の読解を通して、自衛隊を考察するものである。も…

研究ノート:「内閣政治」と「民本政治」の違い

美濃部達吉といえば「天皇機関説」の問題で、ある意味では戦前日本を代表する良識といってよいですし、その憲法学の水脈は戦後日本にも受け継がれています。しかし、その「限界」というのも承知することの必要性、そして「乗り越えられた」と思われがちな「…