2018-05-27から1日間の記事一覧

覚え書:「耕論 リベラルを問い直す 山口二郎さん、竹内洋さん、増原裕子さん」、『朝日新聞』2017年10月31日(火)付。

- 耕論 リベラルを問い直す 山口二郎さん、竹内洋さん、増原裕子さん 2017年10月31日写真・図版 グラフィック・佐藤慧祐 衆院選で躍進した立憲民主党。「リベラル」(自由)な価値観を重視する政党との期待がある一方、保守との境界そのものがあいまいとの指…

覚え書:「本のエンドロール 安藤祐介 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 本のエンドロール 安藤祐介 著 2018年4月15日◆奥付の奥にある人の想い [評者]カニエ・ナハ=詩人、装幀家 本にもエンドロールがあることに、うかつにも私は、本書を読むまで気づかずにいた。たくさんの本を読んできたのに。詩人の、装幀(そうてい)家の…

覚え書:「日本の初期モダニズム建築家 吉田鋼市 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 日本の初期モダニズム建築家 吉田鋼市 著 2018年4月15日◆戦前作品の奥行き、幅 [評者]市川紘司=建築史家 近代建築の歴史は、最大公約数的に言えば、前近代的な様式主義から、機能合理主義や白く抽象的な国際様式への変遷としてまとめられる。本書が焦点…

覚え書:「書評:官僚たちのアベノミクス 異形の経済政策はいかに作られたか 軽部謙介 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 官僚たちのアベノミクス 異形の経済政策はいかに作られたか 軽部謙介 著 2018年4月15日◆見せ方だけは巧みに [評者]服部茂幸=同志社大教授 本書は二〇一三年四月に異次元緩和が始まるまでのアベノミクスの形成過程を追跡したものであるが、様々な裏話が…

日記:日常生活と「政治」をどう近づけられるか

- 日常生活と「政治」をどう近づけられるか 内田樹 政治的な意思表示にはいろんなレベルがある。もちろん投票行動もあるだろうけど、それ以外にも、デモをすることもあるし、僕みたいにものを書いて意見を述べることもある。学校で周りの人としゃべることも…