人間を見よ、そうすれば諸君は、世界についてどう考えるべきであるかを、知るであろう
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世界がどれほどの価値あるものなのかということを、世界の最小の小部分でさえも、顕示してくれるに違いない、−−人間を見よ、そうすれば諸君は、世界についてどう考えるべきであるかを、知るであろう。
−−ニーチェ(渡辺二郎訳)「哲学者の書」、『ニーチェ全集』第3巻、ちくま学芸文庫、1994年、305頁。
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ちょうど先月から「休み」なしで1ヵ月が経過……。
人間やればできるもんだな……と思いつつ、もう二度とやりたくないと思いつつ、次の休みがいつなのか予定も立てられず……という負のジレンマ。
嘆いてもイタシカタありませんので、とりあえず目前のタスクを消化して無理にでもこじ開けるしかありませんね。
さて……。
今日は、息子殿の学習発表会のため、朝は小学校へ。
あらかじめ、舞台のこのへんに立つ予定……っていうのは事前に聞いていたので、
「では、このへんで」
……って待機していると、実際は、全く逆!!!
当初は撮影するにはベストポジションを確保した!
……という臆見が瞬く間に木っ端に。。。
まあ、しかしながら、それはそれで、普段、向かい合うことのない?方向からの「観察」となり、、、
「ほお、こういう顔をしているのかァ」
……などと認識を新たにした次第です。
見過ごしてしまうことはシカタガナイとしても、ハナから「まあ、こういうもんだよね」って状況を固定化・単純化させればさせるほど、世界は価値あるものではなくなってしまう。
冒頭に掲げたニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche,1844−1900)の言葉は、そのことをそっと教えてくれますね。
⇒ ココログ版 人間を見よ、そうすれば諸君は、世界についてどう考えるべきであるかを、知るであろう: Essais d'herméneutique