新入学生に心掛けて欲しい3つのポイント(よき友、よき本、そしてほんものにふれること)
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学而第一
子曰。学而時習之。不亦説乎。有朋自遠方来。不亦楽乎。人不知。而不慍。不亦君子乎。
子曰く、学んで時に之を習う。亦た悦ばしからずや。朋あり、遠方より来る。亦た楽しからずや。人知らずして慍(いきど)おらず。亦た君子ならずや。
−−宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫、2000年、1頁。
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昨日は勤務校の入学式。
無事艱難をくぐりぬけ、入学された皆様おめでとうございます。
くどくどのべるまでもありませんし、もう飽きるほど耳にしたことがらかも知れませんが、在学中に、
1)一生涯つきあっていくような良き友をつくってください。
2)いい本をたくさんよんでください。
3)そして、ほんものに触れてください。
この3つを心掛けてみてください。
少し先輩からのアドバイスです。
これまでの義務教育課程とは異なり、大学の科目はひとつひとつ自分で選択するものです。もちろん、現状は就職予備校として機能しているきらいがありますので、ある程度はパッケージ化されているかも知れません。
しかし、意識的に、学問や事物、そしてひとと向き合うなかで、うえの3つを心がけると少しは違うものになると思います。
では、教室で出会える日を楽しみにしております。