夏に 汝ら額に汗して
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三九
夏に
汝ら額に汗して
おのれのパンを食うべし、とか?
かしこい医者の診断(みたて)では、
汗した際には何も食わないがよいという。
天狼星が目くばせする、何が不足と告げるのか?
あの烈しい目くばせは何を求めているのやら?
汝ら額に汗して
おのれの酒を飲むべし!
−−ニーチェ(信太正三訳)「たわむれ、たばかり、意趣ばらし」、『悦ばしき知識 ニーチェ全集8』筑摩書房、1993年。
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昨夜は、青春時代、15年間ほど暮らした中野で、なつかしい友と「わたしを囲む会」がありました。
貴重な意見をうかがったり、近況を交換しあったりと、皆様、遅くまでありがとうございました。
いずれにしましても、社会的地位や所属の云々を問わず、「おれ」「おまえ」で方をたたき合えることができる仲間というのはいいものですね。
また、宜しくお願いします。
ニーチェ全集〈8〉悦ばしき知識 (ちくま学芸文庫)
posted with amazlet at 12.07.05