- 樹の沈黙を聴く 1983-2-25-Friday 河のそばに樹があって、われわれは日が昇るとき、数週間も毎日それを眺めていた。地平線の上に、樹を越えてゆく日がゆっくり昇るにつれて、くだんの樹は突然、金色になる。あらゆる木の葉がいのちで生き生きとし、それを…
- 思考が自らを展開するためには、すなわち未来へと向かうためには、たえず思考はその過去へと遡らねばならないようなのだ。一切他の思考に関わることなしに、みずからの力だけで歩む思考というのはありうるだろうか。一見そうした思考があってもよさそうに…
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