2015-03-01から1日間の記事一覧

覚え書:「文化の扉:はじめてのピケティ 経済成長だけでは格差縮まりきらぬ」、『朝日新聞』2015年2月23日(月)付。

- 文化の扉:はじめてのピケティ 経済成長だけでは格差縮まりきらぬ2015年2月23日 「ロックスターのような経済学者」と呼ばれるフランスの経済学者トマ・ピケティ氏。今月初めまで来日し、メディアに引っ張りだこだった。でも彼の本って、結局なにが書いてあ…

覚え書:「書評:脱・成長神話 武田 晴人 著」、『東京新聞』2015年02月22日(日)付。

- 脱・成長神話 武田 晴人 著 2015年2月22日 ◆量より質で広がる選択肢 [評者]根井雅弘=京都大教授 「成長の限界」とか「脱成長」という言葉が使われ始めてから久しいが、新聞や雑誌には相変わらずいまのデフレから脱却し、いかにして成長復活への道を探る…

覚え書:「【書く人】近現代史の知識が大事 『日本の「運命」について語ろう』 作家 浅田 次郎さん(63)」、『東京新聞』2015年02月22日(日)付。

- 【書く人】近現代史の知識が大事 『日本の「運命」について語ろう』 作家 浅田 次郎さん(63) 2015年2月22日 数え切れないほどの著書があるが、初めてだという講演録。歴史をテーマにした過去十回分ほどの内容を一冊にまとめた。幕末・維新のころからの…

覚え書:「今週の本棚:渡辺保・評 『エノケンと菊谷栄−昭和精神史の匿れた水脈』=山口昌男・著」、『毎日新聞』2015年02月22日(日)付。

- 今週の本棚:渡辺保・評 『エノケンと菊谷栄−昭和精神史の匿れた水脈』=山口昌男・著 毎日新聞 2015年02月22日 東京朝刊 ◇『エノケンと菊谷栄−昭和精神史の匿(かく)れた水脈』 (晶文社・2484円) ◇東京の文化的雰囲気浮き彫りに 私にとってエノケン…

日記:「論壇時評:寛容への祈り 『怪物』は日常の中にいる 作家・高橋源一郎」、『朝日新聞』2015年2月26日(木)付。

- 論壇時評:寛容への祈り 「怪物」は日常の中にいる 作家・高橋源一郎 2015年2月26日 「人質問題」をめぐり、いくつかのことを考えた。一つは、湯川遥菜さんについて語られることが少ないということだった。確かに、彼の行動の多くは、理解に苦しむものだっ…

拙文:「読書 小川仁志、萱野稔人『闘うための哲学書』講談社 思索の言葉めぐる対談集」、『聖教新聞』2015年02月28日(土)付。

- 読書 闘うための哲学書 小川仁志、萱野稔人 著思索の言葉めぐる対談集 プラトンやデカルトといった古典的著作からフーコーやロールズなど思想史を刷新する現代の名著まで22冊の哲学書を取り上げ、気鋭の哲学者2人が、その魅力を縦横に語った対談集であ…