2015-06-23から1日間の記事一覧

覚え書:「世界発2015:直近の紛争、民族超え学ぶ 旧ユーゴなど13カ国、共通歴史副読本」、『朝日新聞』2015年06月16日(火)付。

- 世界発2015:直近の紛争、民族超え学ぶ 旧ユーゴなど13カ国、共通歴史副読本 2015年06月16日(写真キャプション)90年代の資料をめぐって討論する、左からクロアチア、セルビアの歴史家とギリシャの責任編集者クルリ教授=アテネ、喜田尚撮影 多く…

覚え書:「書評:地下水路の夜 阿刀田 高 著」、『東京新聞』2015年06月14日(日)付。

- 地下水路の夜 阿刀田 高 著 2015年6月14日 ◆文学が救う人生描く [評者]木村行伸=文芸評論家 豊饒(ほうじょう)な文学的知識を持つ作者は、近年、文学(小説や伝承、神話などを含めた広義の物語)が、人生にもたらす楽しみや文化的意義を、洒脱(しゃだ…

覚え書:「書評:科学の危機 金森 修 著」、『東京新聞』2015年06月14日(日)付。

- 科学の危機 金森 修 著 2015年6月14日 ◆金塗れに喝 批判学を構想 [評者]野家啓一=東北大総長特命教授・哲学 二十世紀初頭、「科学の危機」とは科学内部の理論的困難を意味した。すなわち、数学における集合論のパラドックスの発見や物理学における量子…

覚え書:「書評:人間の尊厳と人格の自律 ミヒャエル・クヴァンテ 著」、『東京新聞』2015年06月14日(日)付。

- 人間の尊厳と人格の自律 ミヒャエル・クヴァンテ 著 2015年6月14日◆生命の線引き可能か [評者]雑賀恵子=評論家 生命操作技術の急速で高度な発達は、恩恵をもたらすと同時に、従来考えもしなかった選択を突きつけた。延命治療はすべきか、受精卵の「異常…

覚え書:「本音のコラム:仮面総理=山口二郎」、『東京新聞』2015年06月21日(日)付。

- 本音のコラム 仮面総理 山口二郎 総理大臣はいいなあ。安保法案の審議で野党から何を聞かれても、同じことばかり繰り返せばいいのだから。本音のコラムで毎週違うことを書かなければならない私にはうらやましい。 最後は「私は合憲だ、安全だと確信してい…