2015-09-24から1日間の記事一覧

覚え書:「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 憲法学者・樋口陽一さん」、『毎日新聞』2015年09月17日(木)付夕刊。

- 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 憲法学者・樋口陽一さん 毎日新聞 2015年09月17日 東京夕刊(写真キャプション)憲法学者・樋口陽一さん=徳野仁子撮影 ◇社会の骨組み壊される ある女子大学生の叫びが忘れられない。…

覚え書:「書評:アンドレ・バザン 映画を信じた男 野崎 歓 著」、『東京新聞』2015年09月06日(日)付。

- アンドレ・バザン 映画を信じた男 野崎 歓 著2015年9月6日 ◆虚構の力が開く現実 [評者]土田環=日本映画大准教授 今日ほど、映画に対して「リアル」や「現実」という言葉を用いることが、空疎に感じられる時代はないだろう。眼前に映し出される世界は、…

覚え書:「書評:老後破産 長寿という悪夢 NHKスペシャル取材班 著」、『東京新聞』2015年09月06日(日)付。

- 老後破産 長寿という悪夢 NHKスペシャル取材班 著 2015年9月6日◆思いがけない転落の実例 [評者]森清=労働問題研究家 まず四十代から五十代で親御さんをお持ちの方に、本書をお勧めしたい。また、中小・中堅企業の経営者、経営幹部にも。超高齢社会の…

覚え書:「書評:「歴史認識」とは何か 大沼 保昭 著」、『東京新聞』2015年09月06日(日)付。

- 「歴史認識」とは何か 大沼 保昭 著 2015年09月06日 ◆真ん中を探る分厚い思考 [評者]小倉紀蔵=京都大教授 歴史認識をめぐる「右」側と「左」側の論点はほぼ出尽くした。両陣営は妥協なき他者攻撃をつづけてきたが、「自分が絶対正しく、相手は絶対に間…

日記:何を仰ぎ見るのか。先々のご用心。

形式論理としては、確かに「枠内」にすぎない言説であったとしても、内容が「枠内」を突破する普遍的叡智である事例には事欠かない。しかし受容する側が特殊な枠内論理としてそれを受容するなら叡智の溌剌さは毀損され歪んだものとして機能せざるを得ない。…