2016-02-12から1日間の記事一覧

覚え書:「時代の風:新しい知の共有=京都大学長・山極寿一」、『毎日新聞』2016年1月17日(日)付。

- 時代の風 新しい知の共有=京都大学長・山極寿一毎日新聞2016年1月17日 学生の発想生かしたい 山極寿一(やまぎわ・じゅいち) この度、京都大学で学生チャレンジコンテストという試みを開始した。学生たちがそれぞれ魅力的な教育研究活動、課外活動、社会…

覚え書:「ウォーク・イン・クローゼット [著]綿矢りさ [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- ウォーク・イン・クローゼット [著]綿矢りさ [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]文芸 ■主人公の内面の起伏に一喜一憂 著者が描く若い世代の物語に、50代中年男の私でも、ついつい引き込まれてしまうのはなぜか。 本書所収の…

覚え書:「樺太(サハリン)が宝の島と呼ばれていたころ [著]野添憲治」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 樺太(サハリン)が宝の島と呼ばれていたころ [著]野添憲治 [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]歴史 かつて「宝の島」と呼ばれた樺太(現ロシア・サハリン)。1905〜45年、北緯50度以南は日本領土だった。資源に恵まれ、出稼ぎに行った人は多いが、記録は…

覚え書:「「自傳」をあるく [著]窪島誠一郎」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 「自傳」をあるく [著]窪島誠一郎 [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]文芸 自伝に本当のことが書かれているとは限らないが、虚であれ実であれ、本人の自発的暴露には違いない。4人の自伝を取り上げ、「『自傳』ほど、読み手にとって作家の余罪(?)を追…

日記:『国富論』の読み方

- 『国富論』は、スコットランド啓蒙の思想文化において、もっとも偉大にして変わることのない金字塔となっている。そこに込められているのは、スコットランドの洗練というレンズを通して見た、人間の行動にまつわる理論であり、そうした人間とは、精神やマ…