政治経済
今回も親米派が与野党問わず苦言。メディアも総じて失敗を強調。そろそろ国民も気づくのではないだろうか?独自外交で安倍首相は自信を持って新たな安全保障の枠組みをつくるときかも知れません。親露のトランプ大統領の出現をどう生かすか。真の戦後レジュ…
公明は丁と半とに保険かけ −− 朝日川柳『朝日新聞』2016年12月6日付。 pic.twitter.com/ExtHW79BHQ— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2016年12月7日カジノ法 さんせ〜 公明党の議員伊佐進一、伊藤渉、石井啓一、石田祝稔、上田勇、浮島智子、漆原良夫、江田康…
良識や良心よりも党利党略を優先ですか。佐藤茂樹の名前は忘れませんよ→「ギャンブル依存症への懸念などから慎重論が根強いが、今国会での成立を急ぐ自民党との対立回避を優先した」カジノ法案、6日衆院通過=公明は自主投票(時事通信) https://t.co/tHNrj…
- みちのものがたり)国会正門前の道 東京都千代田区 消えた軍とデモの残映 2016年1月30日 昨年9月、安保関連法案に抗議する人々で埋め尽くされた国会正門前の道。その場にいて、ふと気がついた。地図に、この道の名前がない。警備にあたる警官に尋ねても、…
- 『国富論』は、スコットランド啓蒙の思想文化において、もっとも偉大にして変わることのない金字塔となっている。そこに込められているのは、スコットランドの洗練というレンズを通して見た、人間の行動にまつわる理論であり、そうした人間とは、精神やマ…
- インタビュー:歴史の巨大な曲がり角 社会学者・見田宗介さん 2015年05月19日 深刻な環境問題を抱えつつも、経済成長を求め続ける――。私たちの文明が直面する根本的なジレンマに対して、日本を代表する社会学者・見田宗介さんは「ならば成長をやめればよい…
- くらしの明日 私の社会保障論 「全額社会保障に」のウソ 公約無視の消費増税は許されない 本田宏 埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 消費税が今年4月から3%引き上げられ8%になったが、経済政策「アベノミクス」は功を奏さず、契機は低迷している。ついに…
- インタビュー カジノで考える民主主義 思想家・武道家、内田樹さん 2014年10月21日(写真キャプション)「中国の富裕層をカジノに呼びたいなら、中国人がハッピーになれる国でなきゃ。嫌中本を発禁にするとかね」=山本和生、遠藤真梨撮影 カジノを含む統…
- くらしの明日 私の社会保障論 ようやく半歩踏み出した 子供の貧困対策大綱 湯浅誠 社会活動家 「すべての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現」−−いい言葉だ。 子供たちは日本の将来を担う一番の宝だから、子供の貧困対策は、貧困の連鎖を…
- 読書 アダム・スミスとその時代 ニコラス・フィリップソン・著 永井大輔・訳近代経済学の父の生涯と思想 近代経済学の父=アダム・スミスの最新の評伝である。その生涯と思想をバランスよく叙述する本書は、大部の著作ながら一気に読み通すことができる。 …
- くらしの明日 私の社会保障論 介護、日常生活支え合う 地域包括ケアとは宮武剛 目白大大学院客員教授 市営の集合住宅群の一角で「ふれあい処ひとやすみ」は4年前に開設された。空き店舗を改造して1階の隅に「足湯」を設けた。温泉ではないが「温まる」「…
- 安倍政治どうですか:/1 平和主義を破った=藤井裕久・元財務相 毎日新聞 2014年08月14日 東京朝刊=藤井達也撮影拡大写真 ◇藤井裕久・元財務相(82) −−安倍晋三首相の政権運営をどう評価しますか。 ◆歴史観が偏り過ぎていることと、金をばらまけば経…
- 集団的自衛権の行使容認が閣議決定されて以来、気になって仕方がないことがある。かつて世界で最も民主的とされたドイツのワイマール憲法がナチスによって骨抜きにされた歴史だ。そこから何を学ぶべきか。ドイツの政治思想史に詳しい三島憲一・大阪大名誉…
本田由紀『社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ』岩波ブックレット、読了。行き詰まり混迷を深める現代日本。その淵源をどう理解すればよいのか。本書は戦後日本に誕生した社会システムを教育・仕事・家族が一方向にリンクした「戦後日本型循環モデル…
- くらしの明日 私の社会保障論 学歴逆詐称? 大学院修了者に対する偏見山田昌弘 中央大教授 先日、海外で働いている女性に話を聞いた。日本に戻るため、中途採用を募集するいくつかの日本企業に応募した。しかし、書類選考で全て落ちてしまった。もしやと思…
- くらしの明日 私の社会保障論 さらなる費用抑制狙う 審議中の医療・介護総合法案 本田宏 埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 オバマ米大統領が来日中の4月24日、「輝け!いのち ヒューマンチェーン国会大包囲」が開催され、約5500人もの全国から集まった…
- 女川の獅子舞 人類は共同体を維持するために、文化、芸術活動を、どうしても必要としてきた。それはなぜか? たとえば、今回の震災においても、宮城県女川町から以下のような報告があった。 女川は、入り江が入り組んでいることもあり、最大四十三メートル…
- かつては、県庁所在地レベルの地方都市なら、変わった並びの書籍や古本屋が何軒もあったはずだ。商店街の店舗の多くは家賃を払わなくていい環境にあるから、日銭さえ入って来れば、どうにか商売は続けられる。街の本屋は雑誌を売って生計を立て、あとは好…
- くらしの明日 私の社会保障論 家族なき高齢者の増加 「責任もって見守る」システム急務 山田昌弘 中央大教授 先日、病院勤務の医師と話していた時のことである。私が家族を研究していると言うと「いま、家族がいない入院患者が増えて困っている」という。…
- 発言 縮小社会にかじを切る 森まゆみ 作家 30年来、尊敬する年長者の話を聞いてきた。私は前の世代と次の世代をつなぐ輪のようなものである。 90を超えてお元気な「百姓」佐藤忠吉さんはすでに十数年前、「今の日本の繁栄はアラブ産油国に戦争がなく、…
木村俊道『文明と教養の〈政治〉 近代以前のデモクラシー』講談社、読了。本書は近代初期のヨーロッパを中心に、思想史の観点から政治の「原型」を明らかにする試み、著者が注目するのは政治過程ではなく、政治の言説。デモクラシー以前の政治とは「文明」を…
- くらしの明日 私の社会保障論 「暮らしの安心」近づくか 「経済活性化」への違和感 湯浅誠 社会活動家 寒くなってきた。ストーブを出して、灯油を買った。18リットル1950円だった。高い。聞けば、昨年より80円上がったとのこと。10年前の2倍に…
N・ファーガソン『劣化国家』東洋経済新報社、読了。「なぜ豊かな国が貧困へと逆戻りするのか?」。西欧がトップに立ち続けた二つの要因は民主主義と資本主義、法の支配と市民社会というの4つのエンジンを実装した国民国家。その劣化を前に開発独裁の如き妖…
- くらしの明日 私の社会保障論 社会活動家 湯浅誠「中断」か「転換」か リーマンショック5年 2008年9月のリーマン・ショックから5年がたった。現段階で振り返れば、あれは「転換」ではなく「中断」だった、ということになるだろう。 リーマン・ショ…
- くらしの明日 私の社会保障論 人材育つ環境、対極的に 「世界一企業活動しやすい国」に危うさ 湯浅誠 社会活動家 派遣労働に関する厚生労働省の研究会の報告書が出た。規制の対象をこれまでの「業務」単位から「人」単位に切り替えて、人を入れ替えれば半…
- くらしの明日 私の社会保障論 人材育つ環境、大局的に 「世界一企業活動しやすい国」に危うさ 湯浅誠 社会活動家 派遣労働に関する厚生労働省の研究会の報告書が出た。規制の対象をこれまでの「業務」単位から「人」単位に切り替えて、人を入れ替えれば半…
- 今週の本棚:中村達也・評 『幸福の経済学−人々を豊かにするものは何か』『「幸せ」の経済学』毎日新聞 2013年08月25日 東京朝刊 ◆『幸福の経済学−人々を豊かにするものは何か』=C・グラハム著、多田洋介訳(日本経済新聞出版社・2100円) ◆『「幸せ…
- 反・自由貿易論 中野剛志 著 2013年7月28日 ◆国、文化の多様性が犠牲に [評者]祖田修=農業経済学者 本書は「米豪FTA(自由貿易協定)は、オーストラリアを殺した」という衝撃的な言葉で始まる。オーストラリアの期待に反し、FTAのメリットはなか…
- 私たちはなぜ税金を納めるのか―租税の経済思想史 [著]諸富徹 [評者]原真人(本社編集委員) [掲載]2013年07月21日 [ジャンル]政治 ■税制の歴史から国家を考える 日本の税収は経済規模に比べて小さく、先進国最小の政府だ。そして日本は最も増税できない国で…
- 今週の本棚:伊東光晴・評 『日本型雇用の真実』=石水喜夫・著 毎日新聞 2013年07月07日 東京朝刊 (ちくま新書・798円) ◇“新古典派”労働市場改革の実態に迫る 著者は長く労働省(現厚生労働省)につとめ、何回も、労働経済白書−−正確には『労働経済の…