2017-12-22から1日間の記事一覧

覚え書:「論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- 論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二 2017年7月27日小熊英二さん=竹花徹朗撮影 将棋の藤井聡太四段は、AI(人工知能)に勝てるだろうか。そもそもAIは何ができて、何ができないのか。論壇委員が選ぶ今月の3点(20…

覚え書:「ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2017年10月29日 プライベートバンキングと呼ばれる富裕層向け金融業務の実態に迫った本書で、富の集中のすさまじさを知った。世界の全資産の半分近くを資…

覚え書:「吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2017年10月29日 高名なジャズトランペッターが舞台上で中学生のドラマーを往復ビンタした、と報じられたのは2カ月ほど前。スポーツや音楽…

覚え書:「大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授) [掲載]2017年10月29日[ジャンル]政治 社会■「どこかおかしい」を解き明かす 「現代社会の基礎知識を教えてくれる本かな」 「そう思っちゃう…

日記:生活保護費を抑制してまでも軍拡に邁進する公営党。平和・福祉・教育などもはやどこ吹く風。

北朝鮮の脅威をあおり「国難」という言葉を巧みに利用することび怒りを憶える=前田哲男さん/住民が戦争に巻き込まれるのは避けられない。秋田にも全国のどこにも必要ない。「陸上イージス2基決定 秋田・山口配備見込み 地元に不安も」『朝日新聞』2017年1…

覚え書:「折々のことば:822 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年07月24日(月)付。

- 折々のことば:822 鷲田清一 2017年7月24日 怪しんで殺(あや)める前に、誤りを避けることこそ、大事ではないか。 (中西進) ◇ 「怪しむ」「殺める」、そして「誤」と「謝」、二つの「あやまる」。ものの模様や筋目を意味する「あや」がいずれの語に…

覚え書:「中原中也—沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 中原中也—沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2017年10月29日 ■日本語の「歌」、実作者の目から 中原中也における「歌」の問題を、本書は詩と詩集(『山羊の歌』『在りし日の歌』)の生成過程を独自の見方で追うことにより、従来…

覚え書:「ゴースト [著]中島京子 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- ゴースト [著]中島京子 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年10月29日 ■今もひっそり、「そこ」にいる 文豪の怪談小説は別として現代小説のこの手の本は初めてです。怪談の醍醐味(だいごみ)はジトッと濡(ぬ)れてジワーッと足音もなくひたひたと近づ…

覚え書:「一句頂一万句 [著]劉震雲 / パリに終わりはこない [著]エンリーケ・ビラ=マタス [評者]円城塔  (作家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 一句頂一万句 [著]劉震雲 / パリに終わりはこない [著]エンリーケ・ビラ=マタス [評者]円城塔 (作家) [掲載]2017年10月29日■朴訥と技巧、対照的な笑い 笑いのない人生はつらいが、自分の人生が面白いものかどうかは、当人には意外にわからない。ひど…

覚え書:「ザ・コラム 「圧政撲滅」の闘い 権力に声を上げるとき 駒野剛」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- ザ・コラム 「圧政撲滅」の闘い 権力に声を上げるとき 駒野剛 2017年7月27日 7月初旬。ソバ畑はかれんな白い花が咲き競っていた。会津盆地北西に位置する福島県喜多方市を訪ねた。江戸期から明治初頭にかけて、侍の町、会津若松に対し、周辺の農産物の流…