日記:南原繁研究会第3回研究発表会
8月30日(土)は、南原繁研究会第3回研究発表会(学士会館、13:00〜)に参加し、ひとつ発表してきました。
プログラムは次の通り
第1部
「国家と宗教」の岩波文庫化をめぐって 加藤節
南原繁と平和思想 戦後和解と戦争罪責に関する一考察 豊川慎
東大キリスト者良心の系譜2 南原繁のキリスト教信仰のアクチュアリティ 氏家法雄
第2部
石田雄との対話 永遠の課題としての「他者感覚」 大園誠
帝人事件研究序説 高木博義
大学の自治 学問の自由 鈴木英雄
詳細は後日、ちょこちょこ紹介しようと思いますが、どの発表も南原繁の思想のもつ現代的意義を照射する刺激にみちたものでした。
第3回発表で研究会は124回目。10年毎月……東日本大震災のその月は中止……読書会を重ねてきた積み上げがひかる研究発表会だったと思います。
みなさま、ありがとうございました。
国家と宗教――ヨーロッパ精神史の研究 (岩波文庫)
posted with amazlet at 14.09.03