日記:Der bestirnte Himmel uber mir, und das moralische Gesetz in mir.
10月08日水曜日の皆既月食。
手持ち撮影のコンデジでも割とうまく撮れました(ISO高いので粒子あらめ・涙
さて……と、
Der bestirnte Himmel uber mir, und das moralische Gesetz in mir.
……というカントの言葉を想起します。
自然の道理と人間世界の道理の美しさ。
大自然の妙なるものに手を合わせようとは思いませんが、法則の正しさとその永遠性に憧憬すると共に、人間の内奥にも同じようなものが存在する。
美しいじゃあありませんか。
ひるがえって現下の日本社会を見るにつけ、自然の道理にも、人間世界の道理の美しさにも無頓着な人間、しかもどちらかといえば、社会をマネジメントする立場の人間にそういう手合いが多いようです。
環境だけでなく人体をも破壊する危険性だけでなく、コストも割に合わない原発を推進しようだとか、差別を差別として認識できず人間世界を血で洗うような分断しようとする者というのは、「わが上なる輝ける星空とわが内なる道徳律」のどちらも関係ないんだろうなあ、と。
「道理よりも俺様乙」という具合なんですかねええええええ(ぎゃー
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