日記:シリーズ「あんときのデジカメ」第2回 京セラ Finecam SL400R 葛原正八幡神社の桜


かつてはcontax一眼レフカメラを製造販売し、デジタルに乗り遅れたとはいえ、個性的なカメラをcontaxブランドで販売してきた京セラ。カメラ事業から撤退して10余年過ぎましたが、瀕死のバッテリーが付属した状態で、名機Finecam SL400Rを500円で手に入れたので、その試写を「あんときのデジカメ」シリーズとして更新しておきます。

2004年に販売されたこのカメラは、回転レンズを搭載した400万画素。撮像素子が1/2.7インチ原色フィルタ付きCCDで、非常にカッチリと映りますが、cmosでないことにも由来するのではないかと思った次第です。

青空の青がぼんやりするでもなく、強調されるでもないところに、京セラcontaxらしさ、あるいは銀塩の面影があるとでもいえばいいでしょうか。この再現はCCDならではという感です。

さて、、、。
実は、このカメラが販売された頃、デジカメはnikonのクールピクスの入門機(名称は忘れましたが)をサブで利用しながら、銀塩カメラをメインで使っていました。当時のデジカメ事情には疎いのですが、思い返せば、当時のこの2−3年で、業界が再編し、撤退・統合があいつだことは覚えております。余談ですが、本格的なデジタル運用への以降は、PanasonicのLX1、リコーのGR DigitaiIIからなので、デジカメ運用は割りと遅めです。

SL400Rですが、撮影素子が小さいのが少し難点かな、そして、シャッターラグが長いことが絵作りに影響を与えるなーと思いつつも、まあ、この時代であればいたしかなたなしということでスルーすると、400万画素でありながらも、まあ、「よく写るな」というのが正直なところです。

ただしバッテリーの減りは早く、100枚は持たないのかなというのがマイナスというところでしょうか。このカメラの特徴という連写性能は後日紹介したいと思います。

撮影は、iso100のプログラムオートで露出補正なし。マクロモードのみ使用。記録解像度は2,272×1,704











価格.com - 京セラ Finecam SL400R スペック・仕様




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