2013-03-11から1日間の記事一覧

覚え書:「【著者来店】『武士道とキリスト教』 笹森建美さん」、『読売新聞』2013年02月24日(日)付。

- 『武士道とキリスト教』 笹森建美さん根幹にある共通点 十字架が掲げられた礼拝堂で、刀を構える剣道着姿の男性。ここ東京・世田谷の駒場エデン教会の牧師にして、小野派一刀流第十七代宗家が、武士道とキリスト教をもっと広めたいと、一冊の本をまとめた…

覚え書:「書評:『戦後食糧行政の起源』 小田義幸著 評・開沼 博」、『読売新聞』2013年02月24日(日)付。

- 『戦後食糧行政の起源』 小田義幸著評・開沼 博(社会学者・福島大特任研究員) 政府主導の管理体制 日本の食料自給率(カロリーベース)は約4割。だが、食の半分以上を海外に頼る日本で「明日、食糧危機が訪れないか」と懸念する人が多いわけでもない。…

覚え書:「書評:『ドアの向こうのカルト』 佐藤典雅著 評・星野博美」、『読売新聞』2013年02月24日(日)付。

- 『ドアの向こうのカルト』 佐藤典雅著評・星野博美(ノンフィクション作家・写真家) 教団脱会の経緯を告白 東京ガールズコレクションやキットソンというアパレルブランドをブレイクさせたカリスマプロデューサーが、25年間過ごした「エホバの証人」。教…

書評:リンダ・ポルマン(大平剛訳)『クライシス・キャラバン 紛争地における人道援助の真実』東洋経済新報社、2012年。

リンダ・ポルマン『クライシス・キャラバン 紛争地における人道援助の真実』東洋経済新報社、読了。人道援助の現場の混乱と真実をレポートする「衝撃」の一冊。飢えた子供への憐憫が集めた資金や物資は巨大な利権だ。それを援助団体、武装組織、地元の政府と…

忘却を強いられるとき、われわれが抵抗する唯一の道は記憶することだ

- ミラン・クンデラという作家がいます。チェコで苦しい経験をして、亡命して、いまなおパリに住んでいる人ですが、かれが、権力を持っている強い連中のやり方は、忘れさせることだ、ひどいめにあったことは忘れさせて、もう一度同じことをやらせようという…