2013-04-13から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:二・二六事件の幻影―戦後大衆文化とファシズムへの欲望 [著]福間良明」、『朝日新聞』2013年04月07日(日)付。

- 二・二六事件の幻影―戦後大衆文化とファシズムへの欲望 [著]福間良明 [掲載]2013年04月07日 [ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 「昭和維新」を掲げた二・二六事件が戦後、映画や小説でどう描かれてきたか。 戦後しばらくは、言論統制の影響もあって、…

覚え書:「書評:双頭の船 [著]池澤夏樹 [評者]赤坂真理(作家)」、『朝日新聞』2013年04月07日(日)付。

- 双頭の船 [著]池澤夏樹 [評者]赤坂真理(作家) [掲載]2013年04月07日 [ジャンル]文芸 ■桁外れの喪失に 言葉与える格闘 「絆」――何か言った気になれる便利な言葉ではあるが、ひとつだけ、はっきりさせよう。 「絆」の要件とは、一人一人、ばらばらであること…

覚え書:「市民が共に統治する社会を ネグリ氏の民主主義観」、『朝日新聞』2013年04月09日(火)付。

- 市民が共に統治する社会を ネグリ氏の民主主義観 選挙制度や議会のあり方を巡る議論が盛んだ。背景には、選挙で民意を政治に反映できるという強い信頼がある。そんな中、「現代の代表制は民主主義を実現しない」と主張するのがイタリアの政治哲学者アント…