2013-12-21から1日間の記事一覧

覚え書:「ミツバチの会議―なぜ常に最良の意思決定ができるのか [著] トーマス・D・シーリー [評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)」、『朝日新聞』2013年12月15日(日)付。

- ミツバチの会議―なぜ常に最良の意思決定ができるのか [著] トーマス・D・シーリー [評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化) [掲載]2013年12月15日 [ジャンル]科学・生物 ■多様な解答を探り、優れた結論へ コーネル大学で学科長をしている著者は教授会…

覚え書:「福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間 [著] ハッピー [評者]原真人(本社編集委員)」、『朝日新聞』2013年12月15日(日)付。

- 福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間 [著] ハッピー [評者]原真人(本社編集委員) [掲載]2013年12月15日 [ジャンル]政治 社会 ■混乱する現場の実態、赤裸々に 東電福島第一原発で働くベテランの下請け作業員である著者は、事故直後からツイ…

覚え書:「売女の人殺し ボラーニョ・コレクション [著]ロベルト・ボラーニョ [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2013年12月15日(日)付。

- 売女の人殺し ボラーニョ・コレクション [著]ロベルト・ボラーニョ [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2013年12月15日 [ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 ■この世の夕暮れ、描き出す言葉 ロベルト・ボラーニョの小説を読んでいると、いつ…

書評:J・スコット(佐藤仁監修、ほか翻訳)『ゾミア 脱国家の世界史』みすず書房、2013年。

J・スコット『ゾミア 脱国家の世界史』みすず書房、読了。ゾミア(大陸部東南アジア山岳地帯)の歩みとは文明から切り離された未開社会なのか。国家主義的ナラティブは山地民を野蛮と断ずるが、著者はNo。ゾミアこそ「脱国家」の共同体である。 山地民の…