2014-07-18から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:瀬戸内海モダニズム周遊 橋爪 紳也 著」、『東京新聞』2014年07月13日(日)付。

- 瀬戸内海モダニズム周遊 橋爪 紳也 著 2014年7月13日観光で開かれる時代 [評者]岡村民夫=法政大教授 江戸後期から明治初期に来日した西洋人らが、本州・四国間の灘の連なりとしてしか認識されてこなかった海域を一まとまりの内海・多島海として発見し、…

覚え書:「書評:昭和ノスタルジアとは何か 日高 勝之 著」、『東京新聞』2014年07月13日(日)付。

- 昭和ノスタルジアとは何か 日高 勝之 著 2014年7月13日◆郷愁誘う作品に潜む批判 [評者]藤井淑禎=立教大教授 本書の核となっているのは、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の大ヒットに象徴される二十一世紀初頭における懐古的な昭和三十年代ブームの画…

覚え書:「書評:暴露 スノーデンが私に託したファイル グレン・グリーンウォルド 著」、『東京新聞』2014年07月13日(日)付。

- 暴露 スノーデンが私に託したファイル グレン・グリーンウォルド 著 2014年7月13日◆ネットで世界の秘密握る [評者]吉田司=ノンフィクション作家 インターネットは「人間に自由を与える」反権力的なツールで、プライバシーを尊重する「匿名性の高い」電…

覚え書:「特集ワイド:集団的自衛権行使容認の閣議決定 ワイマール空文化、ナチスと同じ手口 三島憲一・大阪大名誉教授に聞く」、『毎日新聞』2014年07月14日(月)付(夕刊)。

- 集団的自衛権の行使容認が閣議決定されて以来、気になって仕方がないことがある。かつて世界で最も民主的とされたドイツのワイマール憲法がナチスによって骨抜きにされた歴史だ。そこから何を学ぶべきか。ドイツの政治思想史に詳しい三島憲一・大阪大名誉…