2014-07-19から1日間の記事一覧

覚え書:「死の都の風景 記憶と心象の省察 [著]オトー・ドフ・クルカ [評者]三浦しをん(作家)」、『朝日新聞』2014年07月13日(日)付。

- 死の都の風景 記憶と心象の省察 [著]オトー・ドフ・クルカ [評者]三浦しをん(作家) [掲載]2014年07月13日 [ジャンル]歴史 社会 ■収容所での生活 「美」と「郷愁」 ユダヤ系の歴史学者である著者は、十歳のころ、アウシュビッツの「家族収容区」へ入れら…

覚え書:「好奇心の赴くままに−−ドーキンス自伝1 私が科学者になるまで [著]リチャード・ドーキンス [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2014年07月13日(日)付。

- 好奇心の赴くままに ドーキンス自伝1 私が科学者になるまで [著]リチャード・ドーキンス [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論) [掲載]2014年07月13日 [ジャンル]科学・生物 社会 ■自然に誕生した『利己的な遺伝子』 ドーキンスは、世界の見方を…

覚え書:「夜は終わらない [著]星野智幸 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)」、『朝日新聞』2014年07月13日(日)付。

- 夜は終わらない [著]星野智幸 [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター) [掲載]2014年07月13日 [ジャンル]文芸■物語を欲望するニセ暴君の時代 『アラビアンナイト』はご存じのように千夜もの間、暴君に物語を語って聞かせ、自らの命をながらえるばかり…

覚え書:「書評:金持ちは税率70%でもいい VSみんな10%課税がいい ポール・クルーグマン ほか著」、『東京新聞』2014年07月13日(日)付。

- 金持ちは税率70%でもいい VSみんな10%課税がいい ポール・クルーグマン ほか著 2014年7月13日◆格差と税めぐる論戦 [評者]根井雅弘=京都大教授 格差社会の増税論をめぐるディベートの記録。論者四人のうちポール・クルーグマンら二人が金持ち増…

日記:しっかりとものを考えた思想家の本をはじめから終わりまで読み通し、その文体に慣れ、その思考を追思考すること

- 思考の訓練 普通の人間にとってものを考えるということは、そう容易なことではない。目をつむって、さて何かを考えようと思っても浮かぶのは妄想のたぐいであろう。ものを考えるには特殊な訓練が必要である。その訓練として私に考えられるのは、しっかりと…