2014-12-27から1日間の記事一覧

覚え書:「月いち!雑誌批評:「弱者」に反論の機会を=山田健太」、『毎日新聞』2014年12月22日(月)付。

- 月いち!雑誌批評:「弱者」に反論の機会を=山田健太 毎日新聞 2014年12月22日 東京朝刊 札幌市の北星学園大で非常勤講師をしている元朝日新聞記者の契約延長が決まり、雇い止め問題がひとまず決着した。それと軌を合わせるように、「文芸春秋」1月号に、…

覚え書:「【読む人】記者の一冊 松井久子編『何を怖れる フェミニズムを生きた女たち』岩波書店」、『東京新聞』2014年12月21日(日)付。

- 【読む人】 記者の一冊 『何を怖れる フェミニズムを生きた女たち』 松井久子編闘う勇気くれる 安倍晋三首相が「女性の活躍」を言いだした時、うんざりした。「活躍」って何? どうして上から目線? ある集会で、非正規雇用の女性がたまりかねたように叫ん…

覚え書:「【書く人】妄想と愚直につき合う 『認知の母にキッスされ』 作家 ねじめ 正一さん(66)」、『東京新聞』2014年12月21日(日)付。

- 【書く人】妄想と愚直につき合う 『認知の母にキッスされ』 作家 ねじめ 正一さん(66) 2014年12月21日 年老いた親の介護は今の超高齢化社会で当たり前の情景になった。核家族化で家族の経験の形が変わり、社会制度の蓄積も少なく、誰もが戸惑っている…

覚え書:「書評:革命の芸術家 C・L・R・ジェームズの肖像 ポール・ビュール 著」、『東京新聞』2014年12月21日(日)付。

- 革命の芸術家 C・L・R・ジェームズの肖像 ポール・ビュール 著 2014年12月21日 ◆植民地独立への信念 [評者]早尾貴紀=東京経済大准教授 本書で描かれたC・L・R・ジェームズはディアスポラ(民族離散)を体現する思想家であった。二十世紀最初の年…

書評:ジャン=フランソワ・リオタール(松葉祥一訳)『なぜ哲学するのか?』法政大学出版局、2014年。

ジャン=フランソワ・リオタール『なぜ哲学するのか?』法政大学出版局、読了。哲学することと実践の架橋に悩むリオタールが40歳の時、パリ第1大学で新入生に行った、哲学と欲望、哲学の起源、哲学の言葉、政治など4つの講義を収録する。リオタールによ…