2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「中南米征服の歴史『謙虚に謝罪したい』 ローマ法王」。『朝日新聞』2015年07月11日(土)付。

- 中南米征服の歴史「謙虚に謝罪したい」 ローマ法王 アスンシオン=田村剛2015年07月11日(写真キャプション)ボリビアのサンタクルスで9日、演説をするフランシスコ法王=AP 南米を訪問中のローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は9日午後、ボリビ…

覚え書:「歩道橋の魔術師 [著]呉明益 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 歩道橋の魔術師 [著]呉明益 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]文芸 ■響き合う人生と都市の回想 台湾の台北にはかつて中華商場というショッピングモールが存在した。一九六一年に完工、八棟の建物に千軒以上の商店があり、にぎわっ…

覚え書:「九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実 [著] 熊野以素 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実 [著] 熊野以素 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 ■人の弱さを追い、医の倫理示す 九州大学生体解剖事件は、戦時下に米軍捕虜8人を生きたまま解剖…

覚え書:「透明人間は204号室の夢を見る [著] 奥田亜希子」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 透明人間は204号室の夢を見る [著] 奥田亜希子 [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]文芸 主人公の実緒は孤独な作家。小説が書けない。友達がいない。「どうせ誰も自分を見ない」。透明人間になった自分を、実緒は繰り返し夢想する。 空想の中で訪ねるのは…

日記:ネトウヨ化する公明党支援者たち

3公明党・遠山 清彦議員 https://t.co/Nl8qesEoNA… 「憲法学者達に直接聞いてみてもらいたい。「あなたの学説を政府が採用して、国民が犠牲になった時、責任はあなたにありますか?」と。誰も、はい、とは言うまい。」これでは、もはや公明党に協力できる学…

覚え書:「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・赤坂真理さん」、『毎日新聞』2015年07月15日(水)付。

- 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・赤坂真理さん 毎日新聞 2015年07月15日 東京夕刊 ◇成立後、想像してごらん 灰色の雲が垂れこめ、冷たい雨が降りしきっていた。7月としては肌寒い夕方。赤坂真理さんは「安全保…

覚え書:「今週の本棚:加藤陽子・評 『たまきはる』=神藏美子著」、『毎日新聞』2015年07月12日(日)付。

- 今週の本棚:加藤陽子・評 『たまきはる』=神藏美子著 毎日新聞 2015年07月12日 東京朝刊 (リトル・モア・3240円) ◇対象に親密さ求める心の旅の記録 今回取りあげるのは、命(いのち)の枕詞(まくらことば)をタイトルとした写真集である。 写真集…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『戦後史入門』=成田龍一・著」、『毎日新聞』2015年07月12日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『戦後史入門』=成田龍一・著 毎日新聞 2015年07月12日 東京朝刊 (河出文庫・734円) 学校の授業ではあまり詳しく説明されない戦後日本史を学びながら、あわせて「歴史とは何か」を考えていく。先生が生徒に語りかけるような平易な…

覚え書:「陸前高田 2011−2014 [著] 畠山直哉 [評者]大竹昭子(作家)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 陸前高田 2011−2014 [著] 畠山直哉 [評者]大竹昭子(作家) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 ■受容の意志の厳かさ、美しさ 「僕には、自分の記憶を助けるために写真を撮るという習慣がない」。か…

覚え書:「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・島田雅彦さん」、『毎日新聞』2015年07月14日(火)付夕刊。

- 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・島田雅彦さん 毎日新聞 2015年07月14日(写真キャプション)島田雅彦さん=竹内幹撮影 ◇憲法を憎んでいるのか 「今の安倍晋三政権は、現行憲法を憎んでいるのではないですかね………

覚え書:「発言:政治家は国民の声を聴け=佐藤きよ子・元衆院議員」、『毎日新聞』2015年07月09日(木)付。

- 発言:政治家は国民の声を聴け=佐藤きよ子・元衆院議員 毎日新聞 2015年07月09日 東京朝刊 1946年4月、初めて女性に参政権が認められた国政選挙に私は立候補し、初の女性国会議員の一人となった。 当時、最年少の26歳。登院した国会での仕事は、連…

覚え書:「検証 日本の「失われた20年」 [編著] 船橋洋一」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 検証 日本の「失われた20年」 [編著] 船橋洋一 [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]経済 社会 表紙画像 著者:船橋 洋一 出版社:東洋経済新報社 価格:¥ 3,024Amazon.co.jp楽天ブックス紀伊國屋書店ウェブストアTSUTAYA online バブル崩壊後の20余年、…

覚え書:「日本農業は世界に勝てる [著]山下一仁 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 日本農業は世界に勝てる [著]山下一仁 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]経済 科学・生物 ■農政転換へ、チャンス掴めるか 「日本の農業は競争力がない、だから保護が必要」という論理は、私たちにとって半ば常識と化し…

覚え書:「スタニスワフ・レム コレクション 短篇ベスト10 [著] スタニスワフ・レム [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- スタニスワフ・レム コレクション 短篇ベスト10 [著] スタニスワフ・レム [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論) [掲載]2015年07月05日■SFをダシに哲学、今も新鮮 スタニスワフ・レムは、いろいろな顔をもつ作家だ。映画化された長編『ソラリス…

日記:いまごろ、「抑止力」なんてもんで国際政治語るバカがどこにおるんや?

「隙間なく日本を防衛」「抑止力高め外交に生かす」だそうな。記録として残しておく、『公明新聞』2015年7月17日(金)付。あほか?いまごろ、「抑止力」なんてもんで国際政治語るバカがどこにおるんや?

覚え書:「「まじ おかしい」が原動力 SEALDs 15日に緊急デモ」、『東京新聞』2015年07月12日(日)付。

- 「まじ おかしい」が原動力 SEALDs 15日に緊急デモ 2015年7月12日 朝刊 (写真キャプション)国会前で抗議行動をする奥田愛基さん=10日、東京・永田町で 安全保障関連法案に反対し、世代を超えて共感を集める大学生グループ「SEALDs(自…

覚え書:「勝者なき戦争 世界戦争の二〇〇年 [著] イアン・J・ビッカートン [評者]島田雅彦(作家・法政大学教授)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 勝者なき戦争 世界戦争の二〇〇年 [著] イアン・J・ビッカートン [評者]島田雅彦(作家・法政大学教授) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]歴史 ■後引く犠牲と損害、勝敗とは? 日露戦争で日本は勝利したことになっているが、賠償金も、領土割譲も期待を遥(…

覚え書:「世論調査とは何だろうか [著]岩本裕 [評者]柄谷行人(哲学者)」、『朝日新聞』2015年07月05日 (日)付。

- 世論調査とは何だろうか [著]岩本裕 [評者]柄谷行人(哲学者) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]社会 ■戦後GHQが導入、質問の仕方で違い 本書は、世論調査の起源から、現在にいたるまでの歴史を示すとともに、今後の可能性を見ようとするものだ。古来どん…

覚え書:「鴨居玲 死を見つめる男 [著] 長谷川智恵子 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 鴨居玲 死を見つめる男 [著] 長谷川智恵子 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2015年07月05日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■伝説の画家、芸術ゆえの孤独 鴨居玲は没後、伝説の画家になったのではなく、生前から彼は伝説の人だった。彼に接した大抵の人は…

覚え書:「ひと:関野和寛さん 牧師だけのロックバンドを率いる」、『朝日新聞』2015年07月10日(日)付。

- ひと:関野和寛さん 牧師だけのロックバンドを率いる 2015年07月10日 日本福音ルーテル東京教会の牧師だ。ふだんは聖書のことばを静かに伝えている。しかしライブ会場に移ると、長い髪を振り乱して絶叫する。♪ぶっ飛ばそうぜ天国のハイウェー——。客のノリ…

覚え書:「高畑勲さん「9条は変えてはならない『歯止め』」」、『朝日新聞』2015年07月09日(木)付。

- 高畑勲さん「9条は変えてはならない『歯止め』」2015年7月9日(写真キャプション)講演会で語る高畑勲監督=7日、武蔵野市 アニメーション映画監督の高畑勲さん(79)が7日夜、武蔵野市の武蔵野公会堂で戦後70年や憲法9条をテーマに講演した。戦争…

覚え書:「【書く人】道を楽しむ日本文化『「旅」の誕生』 国際日本文化研究センター教授 倉本 一宏さん(57)

」、『東京新聞』2015年07月05日(日)付。 - 【書く人】道を楽しむ日本文化『「旅」の誕生』 国際日本文化研究センター教授 倉本 一宏さん(57) 2015年7月5日 「いつか書きたかった。念願だった」。平安から鎌倉、江戸時代へと続く十一の東海道紀行文学…

覚え書:「書評:映画の戦後 川本 三郎 著」、『東京新聞』2015年07月05日(日)付。

- 映画の戦後 川本 三郎 著 2015年7月5日 ◆筆冴える「張込み」論 [評者]小野民樹=大東文化大教授 川本三郎の戦後映画エッセイ集は、高倉健の追悼ではじまる。三本立て上映の新宿昭和館で、全共闘学生がヤクザと共に喝采した健さんは、未組織労働者の陰あ…

覚え書:「書評:沖縄の殿様 高橋 義夫 著」、『東京新聞』2015年07月05日(日)付。

- 沖縄の殿様 高橋 義夫 著 2015年7月5日◆改革期す県令の挫折 [評者]与那覇恵子=東洋英和女学院大教授、現代日本文学 明治政府の琉球処分により、一八七九(明治十二)年、琉球は沖縄県となった。廃藩置県から八年後のことである。「沖縄の殿様」とは最後…

日記:「反逆者」とレッテル貼りされた俺ですら驚いた話ですけど…「戦争法案は池田名誉会長が了承している」って知るかボケ

驚くべき話をきいたので、それこそ、著しく名誉を損なうことだと思いますので取り急ぎ、僕の考えを書いておきます。 目下の自公政権が進める「憲法違反」の戦争法案、二転三転する特別委員会でのやりとり、そして「ブレーキをかけている」と吹聴しながら、「…

覚え書:「声:従軍看護師になりたくない=大学生(茨城県 18)」、『朝日新聞』2015年07月07日(日)付。

- 声:従軍看護師になりたくない 大学生(茨城県 18) 戦時中の看護婦の写真が目に留まった(5月1日朝刊)。その中の一人である若杉初枝さんは、日本赤十字社の従軍看護婦。旧ソ連によって朝鮮半島北部の収容所に抑留され、25歳で亡くなったという。死…

覚え書:「書評:シベリア抑留 長勢 了治 著」、『東京新聞』2015年07月05日(日)付。

- シベリア抑留 長勢 了治 著 2015年7月5日 ◆歴史的遠因まで及ぶ考察 [評者]陶山幾朗=評論家 子どもの頃「私はシベリヤの捕虜だった」という映画を観(み)たことがある。また当時「異国の丘」は頻繁にラジオから流れていたし、「シベリア帰り」だった中…

覚え書:「書評:二宮尊徳 大藤 修 著」、『東京新聞』2015年07月05日(日)付。

- 二宮尊徳 大藤 修 著 2015年7月5日 ◆薪を背負い読むのは何? [評者]出久根達郎=作家 二宮尊徳先生、といえば、いかめしい。江戸時代末の、偉大な農本主義者にして農政家である。六百に余る町おこし村おこしに成功した。その功によって農民から士分にと…

覚え書:「今週の本棚・この3冊:インタビュー 木村俊介・選」、『毎日新聞』2015年07月05日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊:インタビュー 木村俊介・選 毎日新聞 2015年07月05日 東京朝刊 <1>バレンボイム/サイード 音楽と社会(アラ・グゼリミアン編、中野真紀子訳/みすず書房/3024円) <2>スタッズ・ターケル自伝(金原瑞人、築地誠子、野沢…

覚え書:「ストーリー:川口自主夜間中学30年」、『毎日新聞』2015年07月05日(日)付。

- ストーリー:川口自主夜間中学30年(その1) 「学び」「支え」諦めない 毎日新聞 2015年07月05日 東京朝刊(写真キャプション)川口自主夜間中学の授業で、ボランティアから熱心に教わる女性(右)=埼玉県川口市で、竹内幹撮影 ストーリー:川口自主夜…